検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:675,709 hit

ページ6

.










心地よく列車が揺れる.



列車に乗るのは久しぶりだ.






開けた窓からは心地よいが入り込む.



その風が私の髪と宇髄様の髪を優しく揺らしていた.














『 あの、どうされました? 』





宇髄様とはボックス席に向かい合って座った.










列車に乗ってしばらく経ったころ、車窓の窓枠に頬杖を付き、
じっとこちらを見る宇髄様.










「 いや、別に 」





なんでもない、と言い窓の方に顔を向けてしまう.















ん?


なんか、デジャブな気がする…













あ、そうだ.!





『 もしかして、私に見とれてました? 』





うわわ、自分で言うのめちゃくちゃ恥ずかしい…



でも、いつも宇髄様が言ってくることですからね、

日頃のアレを少しでも晴らそうと思ったんですよ.





少しばかり得意げになっていたら、
「ああ」と宇髄様は短く返事をした.





『 …え? 』





「 いや、ド派手に可愛いって思って見てた 」





顔は先程と変わらず窓の方に向いている.





『 っ! 』





一気に顔が暑くなる.





言葉に行き詰まっていたら、宇髄様はぶはっと吹き出した.










「 なーんてな

俺をからかおうなんざ、100年早いわな! 」





こちらを向きニヤニヤと笑う宇髄様.










宇髄様は1枚上手でした__.










.

七→←五



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (610 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1268人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 宇髄天元   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

天天(プロフ) - こちら完結してますが、コメント失礼します。キャラの特徴などをしっかり捉えられており、違和感なく読めました!欲を言うと、夢主ちゃんと宇随さんのイチャイチャをもっと見たかったですが…(宇随さん推しなので)他の作品も読ませていただきますね(^^) (2020年8月11日 20時) (レス) id: eb2c748ea0 (このIDを非表示/違反報告)
乱中 久(プロフ) - こんばんは。いつも作品の更新を楽しみにしておりました。この度は完結おめでとうございます。まっちゃろん様の書く宇随さんの適度なSッ気が好きでした。次回作も楽しみにしております! (2019年10月22日 0時) (レス) id: d74e0e0202 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴいち - 完結おめでとうございます!!新作楽しみにしてますね^ ^ (2019年10月21日 7時) (レス) id: 86b9e23d57 (このIDを非表示/違反報告)
_Mikado_(プロフ) - お疲れ様でした!とても楽しかったです! (2019年10月21日 1時) (レス) id: f327cce89d (このIDを非表示/違反報告)
イチゴいち - お兄ちゃあああん!!!!あああああああああああああ((強制終了 久しぶりに鬼舞辻が最低に思えてきた、、頑張ってください、応援してます!! (2019年10月15日 19時) (レス) id: 67aafb287e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まっちゃろん | 作成日時:2019年9月12日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。