からかうのはやめてください。【宇髄天元】

二十二 ページ22

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翌日、私はお館様の元へと向かった.










自らお館様の元へと行くなんて初めてだから緊張が尋常じゃない.










けれど、お館様の声の波長のおかげなのか、
少しずつ落ち着いて話すことが出来た.










捜査に行くことに対しては許可してくださったけれど、
しのぶ様が言っていたように柱の誰かが共に行く事が条件となった.









「 本当なら、天元に行ってもらいたいんだけど…
ここ最近は任務が続いているから、彼ばかりに負担をかける訳にもいかないからね. 」










いえ、むしろ宇髄様じゃなくていいんです.


こんなこと言ったら失礼に値してしまうけれど…










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一緒に捜査に行ってくださるのは、しのぶ様になった.





あの日のことを、しのぶ様に話したことを伝えると
事情を把握している彼女にお願いしよう、というお館様のご意見.





突然のごとく、お館様は私の身に起きたこと全てを把握してくだっている.










しのぶ様も捜査のことを了承してくださり、2日後に発つことになった.










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