浮気…してるんだよね？【及川徹】

結局、誰と付き合っても。 ページ47

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Asaid







ある日の昼休み。









｢及川くーん、今日デートしよ〜？｣









｢いいよ〜。どこ行こっか？｣









｢やった〜！！じゃあ〜…｣









派手目な女の子が徹を放課後デートに誘い、それを受ける徹。









｢及川、まーた女遊び激しくなったね。｣









｢下手したら前より酷くね？｣









｢てか城之内はどーしたんだよ。｣









その姿を、夏季ちゃんと貴大と松くんと遠い目で見る。あ、はじめくんは何か先生に呼び出されて職員室行ったみたい。









｢あれ見てどー思う？元カノさんww｣









『松くん絶対楽しんでるでしょ。』









｢そんなことない。んで実際どーなん？｣









『徹が女遊び激しいのなんて私と付き合う前もそーだったし、今に始まったことじゃないよ。それに今は、貴大いるから関係なーい。』









って言いながら貴大の方向けば、“バカ”なんて言ってくる。あ、これは照れ隠しだww









｢はあ、あのクソ及川の野郎、また女変えてやがる。｣









『本当クソだと思…あ、はじめくん。』









｢お、岩泉。先生とこ終わった？｣








｢おう。｣








『よっし！はじめくんも帰ってきたことだし、皆で学食行こ！！』









こうして私たちは学食に着いたわけだけど、お昼の時間だからか人が多い。









人が多いなか運良く空いてる席を見つけ、それぞれ食べたい物を持って座る。









｢しっかし、及川のやつ、最近部活にも来なくなったよな〜。｣









｢あんの野郎、春高控えてんのに何やってんだよ！！｣









｢それに、噂だけど、あの城之内さんと別れたらしいじゃん？｣









｢『は/え！？別れた！？』｣









夏季ちゃんの一言に皆びっくりする。









｢私も聞いた話しだからよくわかんないけど、バレー部の合宿終わってからかな…なんか及川から別れよって言ったらしいよ。｣









『へえ…。結局誰と付き合っても別れるんじゃん。』








まあ私には関係ないし…って思いながら、カレーを頬張る。









なんか今日の昼休みは、何か引っかかるような
すごくぎこちない感じがした。

可愛すぎる姫。→←くだらないことだけど。

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