【完】江口兄が妹と暮らすお話

江口拓也の妹36 ページ36

江口side

あれから2ヶ月後

｢たくにいちゃ｣

江口｢お？｣

｢たく…にいちゃ｣

江口｢まさかの？｣

｢たくやにいちゃ｣

江口｢おおおお〜〜？｣

｢ひひ｣

レベルアップした呼び方


江口｢拓也お兄ちゃんだね｣

｢たくや｣

江口｢あれ｣

｢たくや｣

江口｢あれー？｣

｢たくや、アイスたべる｣

江口｢おー食べよっか？笑｣

｢ゆいちろ、どこ｣

江口｢え、梅ちゃん？｣

｢うん、ゆいちろにあいたい｣

江口｢明日なら会えるよ？｣


次の日

｢ゆいちろ｣

梅原｢お？｣

江口｢Aー｣

｢たくや、ゆいちろみっけた｣

江口｢そうだね笑｣

花江｢Aちゃん久しぶり〜｣

｢なつきげんき？｣

花江｢あれ？笑言えてる｣

西山｢僕は！？｣

｢こたろう｣

西山｢惜しい！こうたろうだよ｣

｢こたろう｣

江口｢名前長いとまだダメなのかな笑｣

｢んーんーいえるよ！｣

江口｢え、言えるの｣

｢ゆういちろうとこうたろうでしょ？｣

梅原｢あざとい…｣

西山｢将来小悪魔になるよ、この子…｣


既に言えていたのに言わないであだ名をずっと言ってて

｢あだ名、すきだからー｣

｢気に入ってたからー｣

梅原｢さすが俺の嫁｣

｢よめ！｣

______


梅原side

｢ゆういちろう｣

梅原｢はいなんでしょう｣

｢いえとまる｣

梅原｢お、いいよ｣

家に泊まりに来たAちゃんは

真面目になぜかAVを見ていてびっくりした

梅原｢ちょ、それはあかん｣

｢なんでー？｣

梅原｢え｣

｢おかしゃんとおとしゃんする｣

梅原｢おっと｣


で、ちうとされると

｢れ｣

ぺろ、と舌が入った

｢…ひひ｣

梅原｢(江口さん…ごめん…)｣

で、報告すると

江口｢梅ちゃんの家、出禁するよ｣

｢できんてなに？｣

江口｢梅原くんの家に入れないってことです｣

｢たくやきらい｣

江口｢そんなこと言っても無駄ー｣

｢むだってなに｣

江口｢役に立たないって意味｣

｢やくに立たないってなに｣

江口｢いい結果にならなかったこと｣

｢にほんご、きらい｣

江口｢ははは笑｣


梅原｢将来小悪魔でヤバい子になる前に正さないとですね｣

江口｢小学校上がったら変わって欲しいなー｣

Aちゃんの成長は大人が見てないとねー…

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