【声優・短編集】2

かまってちゃん【梅原裕一郎】リク ページ32

榎木side



俺様のハトコは

｢梅ちゃんー！！！！｣

梅原｢あ、鮫ちゃん｣

｢あのねあのねあのねー！！！｣

梅原｢うんうん｣

｢じゃじゃーん！どうよ！！｣

梅原｢おお｣

｢食べたいー？食べたいよねえ？食べたことないもんねー？どんなか気になるよねー？好奇心旺盛ボーイだもんねー？気になってしょうがない人ー！｣

梅原｢うん｣

｢あーん！｣

梅原｢…｣

｢どう？！どう？！？！｣

梅原｢…普通に美味い｣

｢ほんと？！やったー！｣



梅原｢元気だなお前｣

｢そうかな？｣

梅原｢うん、ハイテンションな事あったの｣

｢あった！｣

梅原｢へえ〜どんなこと？｣

｢えっとね…｣



江口｢今日も凄いねえ｣

西山｢なんて言うか…アピール感満載ですね｣

武内｢うめめ振り向かせ作戦中だもんね｣

そう、俺のハトコ

梅ちゃん大好き人間



反応しない俺がいるからか

反応しない人が大好きで

それは、好きだからこその

構って構って構ってー！である

そして、こっち向けやオラァ！！だからか

梅ちゃんのようなタイプではないやつは

うるせーーー！！！って怒られてしまうオチ



梅原｢うんうん｣

｢でさ！こうなったんだよね！｣

梅原｢へえ〜…大変だったね｣

｢そうなんよ！｣

俺らは梅ちゃん好きだから〜

と思うかもしれないが

これは、嫌いな人苦手な人にもある



他人からしたら

話を聞いて欲しいと来てきた

自分のことは嫌いではないんだな

だから大丈夫と思わせてしまう行動だ

つまり…鮫川Aの行動は

好きであっても、嫌いであっても関係なくやってしまい

嫌いな人から好かれるという誤解が生まれる



空気を悪くした時なんかは余計強く出る

そして、悪くなった空気を一生懸命戻そうとする

と言った方がわかりやすいだろう

ただ、恋愛として梅ちゃんを好きでいるが

梅ちゃんは普通でもある



対応が塩

塩のやつには甘くなってしまうA

対応が甘だと塩になってしまうA

というか、自分に対してが塩なんだ、とにかく

その影響でかなぁ




俺にトラウマ級の振られ方したからか

変わってしまった様子(いや、ごめん)

｢…ごめんね、今日…うるさくて｣

梅原｢なんで？｣

｢…だって、これしたらさ｣

｢ハトコの睨みが…｣

梅原｢気にしなくていいよ、話聞いてて楽しいし｣

｢ほんとお？！｣

梅原｢うん｣



そこに惚れられてるってこと気付こうね、梅ちゃん

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