曲者揃いのスリザリンは時間の旅に出るらしい。 (ページ27)

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喜びページ27

ア「フワー！」

ス「アルバス！」

「アルバス！アルバス！」

スコーピウスとAはアルバスを見て涙が出そうになる。

ア「危なかったなあ！水中人を見たか！？他にもすごいのが＿＿＿フワー！」

ス「君だ！君に会えてどんなに嬉しいことか！」

「アルバス、会えてよかった、本当に、」

ア「ついさっき会ったばかりじゃないか。なんで泣いてるんだよ」

スコーピウスとAはアルバスにハグするが水中ではうまくいかない。

ア「気を付けろよ、溺れさす気か？君たちの来てる服はなんだ？」

アルバスはスコーピウスとAにぎゅうぎゅうとされて少し苦しそうだ。

ス「僕らの来てる服？君はなに着てる？」

スコーピウスとAはマントを脱ぐ。

「アルバスはスリザリンよ！素晴らしい！」

Aは手を叩いて喜ぶ。

アルバスはなぜ二人がこんなにも嬉しそうなのかわけがわからない。

ア「うまくいったのか？何かできたのか？」

ス「いいや、でもそれって素晴らしいことなんだ！」

アルバスはあっけにとられて友人を交互に見る。

ア「なんだって？失敗したのか？」

「ええ、そうよ！でもそれってすごいことなのよ！」

スコーピウスが水をはね散らかす。

アルバスは岸に上がる。

ア「スコーピウスも君も＿＿＿スイーツを食べ過ぎたんじゃないか？」

ス「それきた＿＿＿辛辣なユーモア。アルバス流だ。好きだよ」

アルバスはそれを聞いて照れているのか呆れているのか「いよいよ心配になってきたよ」と言う。

Aはそんなアルバスを見てニコリと笑う。

すると、大人たちが登場し、三人に駆け寄る。