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赤くほてった頬に手が添えられて整ったオセフンの顔が近づき、あったかい唇が触れ合う。いつもはそっと触れて確かめるようなキスだけど今夜は違って少し深いやつ。頭に血が集まってきてさらにぼーっとするし自分の心臓の音しか聞こえない。オセフンとこんなに長く深くキスするのは初めてな気がする。







それでようやく唇が離れてとろんとした瞼を開くと今度はぐぅ〜〜っとキツめに抱きしめられた。もう色々ヤバい。オセフンも私もこの密着度のせいで静かにテンションが上昇してる。




「もう心の準備はできた?」

『うん…』

「じゃあ今夜は最後まで大丈夫?」

『大丈夫……待たせてごめんね…です』

「ふふ、じゃあ先にシャワー浴びてから後で俺の部屋においで」

『あ、うんわかった…』
 



へぇ、この流れで一旦解散ってあるんだ。
でもやっぱり最初だし、お風呂くらいは入って綺麗に磨いて上下お揃いの下着を身につけておきたい。女子は色々と準備がいるの分かってくれてるオセフンは本当に気遣いが出来る人。








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ドキドキしながら隣の部屋のベランダを開いたのはあれから1時間くらい経った頃。




「遅すぎない?」

『ごめんね、片付けたりしてそれからお風呂行ったから』

「閉めたらこっち来て」

『はーい』




扉を閉めて中に入ると部屋はすっかり間接照明の明かりだけで薄暗くなっていた。とっくにシャワーを済ませているオセフンはベッドに寝転んでスマホを見ていて液晶に照らされた顔がこっちを向く。洗い上がりのいい匂いのせいもあるけどやっぱり超イケメンすぎてドキドキする。







「ほら」

『ん』



ベッドに上がり、オセフンの隣に行ってとりあえず座るとスマホを閉じて布団をめくるからいつものように隣に潜り込んだらそのまま腰に回された腕で引き寄せられた。あったかいオセフンの胸の中に顔を埋めるとやっぱりいつもの場所だからか安心する。




でもやっぱりそれを許さないのはオセフンの方。
指で顎をくいっと上げたと思ったらまた長いキス。慣れてないから呼吸もままならなくて堪らず胸を押したらようやく離れていき、オセフンの顔が目の前にあった。





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16→←14 **Happy merry Christmas!



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設定タグ:EXO , EXO-K , EXO-M   
作品ジャンル:恋愛
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心美(プロフ) - 突然申し訳ないのですが、パスワードを教えて欲しいですm(_ _)m (2022年1月7日 16時) (レス) id: 80f50bf521 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:norita | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年12月24日 20時

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