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魔術が63回 ページ13
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暫くすると家が見えてきたから、風の勢いを弱めて着地した
「ぐえっ」←
『師匠、着地くらいはまともに出来るようになって下さい』←
顔面から着地は逆に難しい気が……
『取り敢えず家に入らないと始まらないからな嫌だが入りたくないのも本音だがこれ以上家族に心配かける訳にはいかないだがしかし…！』←
「明神どうした」
どうしたもこうしたもあるか←
これから母さんたちの説教を聞かなければいけないのかと思うと……悪寒が←
ﾊﾞｰｰｰﾝ!!!
「！！！！？？………鏡ちゃん！！！どこに行ってたのよ！心配したんだから！病院から連絡は来るし、酷い重症だって聞くし……もおーー！…うわぁぁああぁぁぁぁあああん！！」ﾄﾞﾊﾞｰｯ
『か、母さん………すまん…泣かないでくれ
後、扉はもっと優しく開けてくれ』←
滝みたいに勢いよく泣くから、こっちが逆に心配になる…
「明神のお母さんでしょうか？」
「ｸﾞｽｯ……そうですけど…誰ですか」
『母さん、こちらは相澤
積もる話もあるから取り敢えず中に入ろう』
「ｸﾞｽｯ……一樹さん、凄く心配してたわよ
心配しすぎで倒れたもの…」←
『そうか、なら部屋にいるな
母さんたちは居間で話しててくれ
俺は父さんを見てくる』
居間に向かう母さんの背後に、般若が見えたような気がしたが←
取り敢えずそれはスルーしておいた←
すまん相澤、師匠←
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作者名：NO丸 | 作成日時：2019年4月16日 23時
