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重「まだダルいやろ?ナビあるし寝ててええで」
「ううん、大丈夫」

重「あ、ラジオつけてええ?」
「うん」

重「流星がこれAに渡してって」
「何?」
重「体重計」
「ふ(笑)」
重「いや今ちゃうやろ!って(笑)」



いざ車が走り出したらしげは満足したのか、なんか穏やかな会話が続く。

しげなりに本当に心配して気遣ってくれてたのかな。


重「でもお前ほんまに痩せたで」

「んー」

重「見てわかるレベルってなかなかやで。
絶対3キロ以上やろ。ダイエットしてんの?」

「してないけど前ほどご飯ゆっくり食べる時間減ったかも。夜中ならもういいやで酒と焼きイカとか」

重「おっさんやんw」

「でも今回のは本当情けなかったから、もっと体調管理気をつける。すみませんでした」

重「おう。
なんや俺、他の奴らみたいにさ、上手いこと言えへんけど、恥ずいし。
キツい言い方とかしてまう事もあるけど。
マネさんに何かあったら心配やからさ、お前も仲間やん。
無理はせんでくれや」

「...はい」

重「今のでも充分恥ずいわ!俺頑張った!!」

「すごいすごい」


棒読みか!全然響いてないやんけ!!なんていつもの笑顔で肩を叩かれた。
いやもう、すごい嬉しかったけど。
私も私でここでかわいく返事できる人間じゃなかった。


「ね、大事な話なんだけど」

重「は?何?怖いんやけど」

「これ私の事送って、帰りしげどうするの?」

重「しゃーないし、小瀧の家泊まらしてもらうわ」


今更帰るのだるいしなーなんて言ってるしげにこんな事を言うのはとても心苦しい。
でも伝えない事には話は進まない。


「あのさ、忘れてるんだなって思うんだけど」

重「何が」

「望」

重「おう」

「今日大阪で仕事です」


あぁぁぁぁ!!!!!!!

しげの大きい声が頭にキーーーンて響いた。

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設定タグ:ジャニーズWEST , 小瀧望 , 神山智洋   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:のら | 作成日時:2019年6月12日 1時

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