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Aの様子も確認できて、流星と一緒に次の現場へタクシーで向かう。
濱ちゃんは一人別で雑誌の取材やから別行動。
Aは大事ではなかったみたいやし、よかったわ。
この仕事手伝うようになった2ヶ月ちょい、疲れも
でる頃やんな。
この前の休みも神ちゃんらが家おじゃましてたらしいし、一人ゆっくり休息とる時間なんてそうそう無いんやろ。
俺が休みだとしても他の誰かは仕事しとって、てことはマネさんも仕事がある訳やし。
美和もたまにぐっと高熱出したりしてるもんなぁ。
藤「なぁ、さっきのしげさビビらんかった?」
流星がスマホから目を離して声をかけてくる。
やけどそれは俺も思ってた事やった。
中「ほんまそれな」
藤「濱ちゃんならわかるやん」
中「めっちゃわかる」
藤「しげがさ、ぱっと着替えて俺行くわって。
俺ちょっと惚れそうになったわ(笑)」
中「それ聞いて流星は体重計渡すっていう(笑)」
いやAに買うてきたからさぁって流星は言うけどそれにしたって今ちゃうやろ!
藤「濱ちゃん大丈夫やったかな?」
中「1人別の収録やったしなぁ。雑誌も別で取材やし。でも結構しゃんとしとったで?」
藤「やけどめっちゃ連絡きてんねんて」
中「グループやろ?それ濱ちゃんやなくてのんちゃんやから(笑)
点滴しとる言うたのに電話でーへんてうっさいねん」
藤「点滴中は出られへんやろー」
中「絶対鬼電しとるで」
こんな時やからこそそっとしといたればええのに。
まぁ本気で心配してるんやろうけど。
これ大阪で美和も絶対苦労しとるで。
やけど、ほんまにしげの行動には俺も驚いとって。
望のAへの愛はそりゃー他人でも一目見たらわかる。
ほんまハートのオーラがばんばん飛んどるから。
なんなら美和が一度ガチで注意したらしいし。
しげはそういう感じまったくせぇへん。
よう絡むけど、それは皆に対してやし。
Aの事ちゃんと仲間として認めてるって事なんかな。
仲間を大事にする奴やし。
Aはほんまよう頑張ってくれてるから、それをメンバーが認めてマネさん含めて絆を強くできるのは俺としてもすごく嬉しい事やから。
ここはしげに任せて俺らは俺らの仕事をきっちりこなしていかんとな。
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作者名:のら | 作成日時:2019年6月12日 1時