合流 ページ8
私の年齢を勘違いしてるのを指摘してからというもの、小瀧さんは後部座席でしゅんとなっている。
いやでもさ、これでいいと思うの。
初対面にしてはちょっと馴れ馴れしい感じしたし。
そういの人ちょっと苦手だから。
混雑を予想してたけど思ったより混んでなくて、もう少しで◯◯ビルに着く。
「小瀧さん、車どこに止めたらいいですか?
正面で小瀧さん下ろして私帰ればいいですかね?」
望「ん!?え、Aさん一緒に来ぉへんの?」
「え、小瀧さん連れてくるように頼まれただけなので...」
そんな話している間に◯◯ビルに着く。
「じゃ、ここで大丈夫ですか?」
望「ちょちょちょ、ちょっと待って!美和さんに聞くからちょお待っとって!!」
小瀧さんは慌てて美和に連絡をとりだした。
望「美和さん!美和さん!!今正面口着いたんやけど、Aさんも連れてってええやんな?
美和さんお礼言わなあかんやろ?」
美『お疲れ、すぐ迎えに行くから駐車場で車止めといてー』
望「おん!わかった!」
望「美和さん迎えくるって!駐車場に止めて一緒に行くで!」
通話が終わった小瀧さんが力強くそう言うもんだから、素直に駐車場を目指して、また車を発進させた。
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作者名:のら | 作成日時:2019年4月24日 0時