WEST ページ11
「この流れでー、俺の事も知ってたりしますぅ?」
そう言ってこちらを覗き込んできたのはなで肩で、麒麟の田村さん似のお兄さん。
....ごめんなさい。
「...すみません。」
重「ぎゃはは!濱ちゃん知らんって!かっわいそー(笑)」
重岡さんがまったく同情してない口調で言う。
濱「ええねん。ええねん。俺もドラマやら映画やらもっと出たるからちょっと待っとってな。
濱田崇裕言いますぅ、よろしくね」
やさしそうな笑顔につられてちょっと緊張がほぐれて、私もつられて笑顔になる。
神「こんにちはー、Aちゃん今日はほんまにありがとうございます。俺神山智洋いいます。
いきなりこんなわーっと男寄ってきたら怖いやんな?大丈夫?」
礼儀正しく挨拶してくれた神山さん。
濱田さんと神山さんは不思議といい人なんだっていうのがすぐわかった。
「大丈夫です、お気遣いありがとうございます。
えっと、私の名前は...」
神「あぁ、望乗せてもらってるってなった時に美和さんから聞いててん」
あぁ、なるほど。
藤「藤井流星です。望がご迷惑かけてほんますんませ
んー」
最後に声をかけてきた藤井さんは、とんでもないイケメンでびっくりした。
え、純日本人?ハーフとか?
「いえいえ、ちょっとでもお役に立ててよかったです」
目を合わすのが恥ずかしく、ちょっと下を向いてしまった。
皆さん名乗ってくれたし、私も一応言った方がいいかな。
「改めましてAAと言います。
ただ今絶賛ニート中で、そんな皆さんが気にするような用事と仕事とかないので。
本当気になさらないで下さい。
お仕事のお役に立ててよかったです、それじゃ失礼します」
ぺこりと頭を下げて美和にもじゃあまた後で連絡してーと言ってその場を後にする。
...つもりだったのに
望「あっかーーーん!!!!」
扉の前には小瀧さんが立ち塞がっていた。
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作者名:のら | 作成日時:2019年4月24日 0時