五十二松目 「ツインテールの女の子」 ページ11
「.....は？」
おそ松の振りかざした拳に怯える男の後ろからひょこッと出てきたツインテールの女の子。
パッと見た感じ中学一年生くらいの女の子だ
でもなんで子供がこんな所に...
「おじょーちゃん？こんな所に入ってきたりしたら危ないよ？」
振りかざしていた拳を下ろし、胡散臭い笑顔で言うおそ松。
女の子はそんなおそ松の言葉を聞いた瞬間パッと顔色が変わった
「えぇ〜ごめんなさぁ〜い。でもねぇ？私、そこの女に用があってきたの〜」
おそ松に可愛い顔を向けつつ、鋭いまなざしで私を見つめる女の子
『私に用？.....ってか君は誰？お名前は？』
「っ....！！あんた覚えてないの！？
藤堂桜よ！小学校同じだったでしょ！！？」
「ありえない」と大声で叫ぶその子は、どうやら私と小学校が同じらしい。
『....おかしいな、私小学生の後輩の知り合いなんていたっけ』
「後輩じゃない！！同い年よ！！」
「「「「『同い年！！？』」」」」
「だ、だって君どう見ても中学ｓ「失礼な！現役女子高校生！！」...うっそ..」
トド松は肩を落とし、何とも言えない顔でその子を見ている
『藤堂....桜...』
頭の中をフル回転させ、その時の記憶を探し出す
藤堂桜、確かに聞き覚えのある名前だった
なぜなら
その時私をいじめていた張本人だったから
『...思い出したよ。藤堂』
「やっと？随分かかったねぇ。
案外覚えていてくれてるのかと思ったけど」
クスッと笑う藤堂に少し苛立ちを覚える。
藤堂は小学校の時に母親が亡くなった挙句、
父親にまで虐待された私を馬鹿にし続けた
ただ、机に落書きやロッカーに生ゴミをぶち込むなんてことはなく、
先生に見つからないよう裏でこそこそとしているような奴だった。
藤堂は結構なお嬢様で、父親はヤクザのリーダーだとかなんとか。
だからクラスの皆は藤堂側につく。自分に被害が来ないようにってね。
『...で？私に何の用？
また馬鹿にしに来たの？』
「やだなぁ、もうそんなガキみたいなことはしないよぉ。
まぁ簡単に言うとー....仕返し？」
『はぁ？それはこっちのセリフなんだけど。』
わけのわからない事を言う藤堂に、
イライラした感情と疑問に思う感情が混ざりあう
「...あんたほんっとに何も覚えてないんだ。」
『...』
「覚えてないんなら最初から教えてあげる。
あの時のことを_________」
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春の黒猫(プロフ) - なめこ豆腐味噌汁さん» コメントありがとうございます＾＾応援してくださって作者は感謝感激です！これからもよろしくお願いしますね＾＾ (2018年3月18日 2時) (
レス) id: 94c170d235 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ豆腐味噌汁(プロフ) - 更新待ってました(´∀`)この作品ほんと好きです!!!!!!!!!愛してます!!!!!!!!!なので更新頑張って下さい!!!!!!!!!ほんとに!!!!!!!!!応援してます!!!!!!!!! (2018年3月4日 15時) (レス) id: c4290caa64 (このIDを非表示/違反報告)
春の黒猫(プロフ) - 和蘭芹さん» コメントありがとうございます！長い間更新できていなくてすみません...ただ今作成中ですので少々お待ち下さいませ！ (2018年3月3日 15時) (レス) id: 94c170d235 (このIDを非表示/違反報告)
和蘭芹 - めっっっちゃ良いところで切られたので雄叫びあげました(てか何ですかコレ…！文才アリアリのアリですよ！！更新ずっっと待ってます！！応援してますううううん”ん”ん”ん” (2018年2月22日 23時) (レス) id: 0bd5b50639 (このIDを非表示/違反報告)
春の黒猫(プロフ) - なめこ豆腐味噌汁さん» コメントありがとうございます(^^) まさか更新をずっと待ってくださっていた方がいるとは…泣 更新もぼちぼち頑張ります( ´ ▽ ` )ﾉ (2018年1月15日 0時) (レス) id: cc81ffe234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はりゅりゅ | 作成日時：2016年6月5日 1時
