エピソード55 "王の奇跡" ページ14
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ルフィ「いやァなんにもねェなァ！ここはァ」
ビビ「そうね。今はこんな廃墟の街になってしまったけど、つい最近までここは緑いっぱいの活気ある街だったのよ」
ゾロ「ここがねェ…」
ビビ「元々この土地は雨が少なかったけれど、それでもその少ない雨水を確実に蓄えることで街は何とか保っていたわ
だけど、ここ3年この国のあらゆる土地では一滴の雨さえ振らなくなってしまった。」
サンジ「3年も！？」
チョッパー「そんなにか！？」
ゾロ「だがよ、雨が降らなくても今渡ってきた川があるだろ」
ウソップ「そうだ、あの広い川から水を引けなかったのか？」
ビビ「その答えはこの先にあるわ。
雨が全く降らないなんて、このアラバスタでも過去数千年有り得なかった大事件よ。
だけどそんな中、１箇所だけいつもより多く振る土地があったの。
それが首都、アルバーナ。
王の住む宮殿のある街だった。
人はそれを王の奇跡と呼んだ。
あの日、事件が起きるまではね」
…＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『積荷を下ろせー！！』
『倒れるぞ！』
『危ない！』
『きゃー！』
『おい、大丈夫か？』
『怪我はないか？』
『大変だっ！えれェことしちまった！
こいつを確実にアルバーナのコブラ王に届けなきゃならねェってのに！』
『一体なんだい？この緑色の粉は』
『あァっ、何ってっ！
そんなの、知らねェよっ！
俺たちはただ、この国の王の命令で！
…なァ？』
『ただの運び屋でっ…
逃げろっ！！』
『これはっ、まさか…』
…＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ナミ「ダンスパウダーが？」
ルフィ「なんだ？知ってんのか？」
ナミ「えェ。
別名は、雨を呼ぶ粉」
チョッパー「雨を呼ぶ？」
ナミ「私も話で聞いただけなんだけど、
昔、どこか雨の降らない国の研究者が作り出した代物でね
その粉から霧状の煙を発生させて空に立ち上がらせることで人工的に雨を降らせることができるの
それがダンスパウダーよ。」
ルフィ「あァ！分かった！
不思議粉の事か！
俺、この前食ったぞ！スゲェ不味いんだよなァあれ！」
「食った？食えるのか？」
ゾロ「馬鹿、真に受けるな。パル」
ナミ「食べ物じゃないわよ。」
ゾロ「雨を降らすんだろ、要は」
ルフィ「なんだよ！おめェら！俺が嘘ついてると思ってんだろ！！
コラァ！！」
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年3月27日 23時) (
レス) @page30 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
jennie(プロフ) - この作品が好きすぎて何周もしてます🫢💗更新楽しみに待ってます！！！ (2022年8月28日 23時) (レス) @page27 id: 01dc2c0fb3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し20605号(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです😭😭 (2022年7月27日 19時) (レス) @page26 id: fc8144090d (このIDを非表示/違反報告)
夜光（元星崎夜光）(プロフ) - 続き密かに待ってました!名前固定主はあまり好みではないのですがこの作品はスラスラと読めてしまいます!更新楽しみに待ってます! (2022年6月18日 23時) (レス) @page21 id: dfaecdcdaa (このIDを非表示/違反報告)
隆弘 - 再新たのしみにしてます (2022年5月16日 2時) (レス) @page20 id: 4c1fa166fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルル x他1人 | 作成日時：2022年3月19日 21時
