チートは江戸に住んでいます！7 (ページ28)

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204話ピンク天パページ28

飯｢A組のバスはこっちだ。席順に並びたまえ！！｣

A組委員長、飯田天哉の声がいつも以上にバス乗り場に響いた。

今は林間合宿のバスに乗る前。

麗｢いい天気でよかったねー！｣

『そうだね！』

楽音が大きなボストンバッグを持ちながら麗日に言う。

芦｢ほんと、ヤオモモ先生様様だよー！教えてくれてありがとね！｣

上｢サンキューな！冬の期末とかでも勉強会してくれよー！｣

八｢ええ！お役に立てるのでしてら、是非！｣

八百万の家での勉強会で特にお世話になった芦戸と上鳴がいう横で、耳郎が上鳴に蹴りを入れる。

耳｢教えてもらう前に自分でやれ｣

上｢ぐわっ！耳郎、おまえ気軽に蹴るなっつーの！｣

今日は合宿当日で皆で行ける一週間の林間合宿。
親元を離れ、クラスメイト達と過ごす合宿に、期待をふくらますなと言うのも無理な話だろう。

飯｢では、みんな席順に乗り込もう！！｣

飯田の提案に芦戸が｢えー！｣と不満の声をあげる。

芦｢席順じゃなくてもいいじゃん！適当に座ろうよー！｣

飯｢しかし、席順のほうがスっと座って行けるではないか？｣

芦｢だぁって、せっかくの合宿なのに同じ席順じゃつまらないじゃん！｣

『賛成！！私一人嫌だー！』

楽音も声を上げたのを見て飯田は少し考えてから口を開いた。

飯｢...ではここは多数決で...｣

相｢いいからさっさと乗れ。邪魔だ。｣

飯田の後ろから言葉を遮った相澤先生の声で皆はバスに乗り込んだ。
相澤先生が無駄な時間が嫌いなのは皆骨にしみて知っている。

そして皆座り終わり、楽音の隣は...

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『一人だよ！！寂しいよー！！』

耳｢ドンマイ。｣

『寝る！！もう寝る！！』

爆｢はっ、不貞寝w｣