出会いは突然に~Sho Aoyagi~ (ページ16)

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15.ごめんなさいページ16

翔side

アメコデートをした数日後HIROさんに呼び出された

🚪トントン

『失礼します、青柳です』

H『どうぞ』

『あの……お話というのは？』

H『単刀直入に聞く
彼女とは付き合ってるのか？』

『彼女？って…どういうことですか？』

HIROさんに見せられたのはアメコデートの隠し撮りとされる写真付きのツイートだった

aaaa ○日前

アメコ行ったら劇団の青柳さんがいたんだけど
彼女持ち？らしい
2人で仲良くアメコ飲んでた
変装しきれてないし
ファン舐めてるとしか思えない
呆れたわ…

2人の写真が4枚

🗯100件 RT2.3万 ♡6.6万

オレは呆然とした……

H『彼女とはどういう関係だ？』

『数週間前に秋山さんと入ったコンビニで知り合った方です。
付き合ってはいませんが……』

H『いませんが……？』

『本気で今心から好きな人です』

オレはHIROさんの目を見てキッパリと伝えた

H『彼女は一般人で青柳は芸能人だ
わかってるのか？
この件はマスコミたちも取り始めて明日文春にも載る
そうなると、この方の仕事場もプライベートも
もちろん青柳のプライベートだって
大変なことになる

それを、覚悟した上でなのか？』

『はい。オレは本気で彼女を幸せにしたいです。』

H『わかった。
彼女の連絡先教えてほしい
今回の件とこれからのことを話したい』

『それが……』

H『まさか……知らない？』

『はい、すみません💦』

H『逆に今までどうやってたんだ？笑』

『直接店に行くしか方法なくて💦』

H『じゃあ、青柳が店行くと厄介だからマネージャー
に頼むか』

『場所なら秋山さんが知ってます。
教えてくれたのも秋山さんですし』

H『なら、秋山に連れてきてもらおう
劇団って鈴木と町田と小野塚以外休みだったよな？』

『はい、休みです。』

H『わかった。
そしたら秋山に頼んで連れてきてもらうから青柳は
ここでソファーに座っていいから待っててくれ』

『分かりました
ご迷惑おかけしてすみません……』

H『いや、むしろ、やっと恋愛にも目を向けれるようになったか青柳は』

『え？』

H『仕事しか頭になかったお前がな笑
余程、気に入ったんだな。彼女のこと』

『……はい笑』

翔side～完～