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今日は日曜日だった。
日曜日は彼は仕事がないから、朝はゆっくりしてるのに。
桃「おはよ」
私が目を覚ましたら望は出掛ける支度をしていた。
「ごめん、起きんの遅かったやんな」
桃「ううん、俺が用事急にできただけやし」
二人でおれるせっかくの休日なのに今日は用事あるんやな、
なんてのは言えるはずもなく心の奥深く、誰にも見えないようにしまう。
「そっか。もう出る？」
桃「おん、そろそろ」
望が休日に出かけるってだけなのに一人で勝手にイラついて、なんだかもう話したくなくなって、
「じゃあ私まだ寝てて大丈夫かな？まだ眠いんだよね…」
と言ってしまった。
桃「ん。寝ときや」
別に望もどうってことないって表情をするからさらにムカつく。
「それじゃ寝てるね。いってらっしゃい。」
桃「おやすみ」
…
前だったら休日は望が私の家に押しかけてきてひたすらダラダラしてたのに。
もう学生の頃とは違うってことはわかってるんやけどね。
色んなことを考えてしまった。
またベッドに横になったって寝れるわけがなかった。
玄関のドアがガチャ、というのが遠くで聞こえてベ
ッドから立った。
prrrrrrr……
「わっ」
電話なんてしばらく誰ともしてなかったから着信音に少し驚いた。
……ん？流星くん？
「……もしもし？」
青「あ、A？今どうせ一人やろ？」
「そんなこと！あるけど…」
青「ちょっと俺んち来てくれん？」
「いや流星くんの家知らんし。なんでなん。」
青「嬉しいことがあったねん」
「それを伝えたいと？」
青「まあそんなとこ」
住所のURL送っとくから来てな、
といって彼は電話を切った。
「ほんまになんなん、」
と呟きながらも私は笑顔だった。
だってこの家に一人でいるのは嫌でも望と夏帆さんが一緒にいるって思っちゃって辛いから。
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コーヒー - 虹色のかぴばらさん» こんばんは！感想ありがとうございます！大好きなんて言っていただけて嬉しいです！更新増やしますので応援これからもよろしくお願いします！ (2017年10月19日 18時) (
レス) id: d566723de7 (このIDを非表示/違反報告)
虹色のかぴばら(プロフ) - こういうテイスト、大好きです… 更新楽しみに待ってます(^o^) 頑張って下さい!!! (2017年8月24日 23時) (レス) id: 52ac17794d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コーヒー | 作成日時：2017年5月27日 18時
