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私がそう言ったあと、望は躊躇いもなく走っていった。
その後ろ姿はこんな時でもかっこよくて。
でもそんなところが寂しくて。
彼を独占できるのはやっぱり私じゃない。
「……流星くん、なんか勝手に言っちゃってほんまごめんね。」
青「そんなのは気にせんで。むしろここでAをひとりにすることなんかできひんよ。」
「……ありがとう」
青「俺たちももう帰る？」
望が走っていった道を歩き出す。
「あのさ、流星くん彼女おらんの？」
青「おるよ」
「え！おるんや！」
青「…まあな」
「どんな人なん？美人？美人やろな〜。ねえ？どんな人？」
青「…俺のことはもうええやろ！自分のこと考えろや！」
流星くんが怒鳴った。
そりゃ聞かれたくないことだってあるよね。
それをこんなふうに聞かれたら嫌だよね。
「ごめん。デリカシーなかった。」
青「…いや、俺こそほんまにごめん。そういうつもりやなかってん。」
「ううん、私こそごめん。」
青「いや、俺が悪かった。ごめん。」
「いや、」
青「俺ら謝りすぎやない？」
「ふふふっ、ほんまやね」
よかった。空気悪くなったからどうなることかと思ったけど、笑えてる。
そのあとは普通に家に送ってってもらって
流星くんとバイバイした。
……
もう流星くんの彼女のことについては触れないようにしよう。
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コーヒー - 虹色のかぴばらさん» こんばんは！感想ありがとうございます！大好きなんて言っていただけて嬉しいです！更新増やしますので応援これからもよろしくお願いします！ (2017年10月19日 18時) (
レス) id: d566723de7 (このIDを非表示/違反報告)
虹色のかぴばら(プロフ) - こういうテイスト、大好きです… 更新楽しみに待ってます(^o^) 頑張って下さい!!! (2017年8月24日 23時) (レス) id: 52ac17794d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コーヒー | 作成日時：2017年5月27日 18時
