君とずっと

嘘じゃないよ 〈arym〉 ページ22

この話は曲を元にして作っています

学生設定です



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ymside








もう俺死ぬんだって、

ステージ4だって。





こんな風に軽く言えたらいいのにな、




胸のこの痛みはもう彼奴で最後なのかもしれない




でもこの気持ちを口にしたら




容易く崩れてしまうことも分かるから。








「好き」って言えたらどれだけ楽か



「大ちゃんと居たい」って言えたらどれだけ楽か




まだまだ1歩も踏み出せてないや




どんなご飯を食べても、同じ味しかしない






お願いだから、


俺の隣で太陽のように笑っててよ






泣いたのは決して大ちゃんのせいじゃないよ


嘘じゃないよ







寄り添いあって生きていけたら



どれだけの不幸も、愛しく思えたのに。






助けて欲しい、温めてほしい



この感情が俺の弱さだ。









『山田最近元気ないな、大丈夫？』





「ううん、今日は空が綺麗だね」





なんて、いつも言わないだろって話を言った



やっぱり 平気だよ、なんて言えなかったな









『うん、そうだな笑』




『でもさ、お前が笑ってくんないと、俺も元気出ないから』



『笑えよ』





と言って頭を撫でる彼奴








隠したのは、別に嫌われたくないからじゃないよ


嘘じゃないよ








これじゃあ、夜も眠れないよ



でも、心配ないよ、嘘じゃないよ





またそうやって嘘をついて


行ったり来たりする俺の気持ちも全部


悲惨に沈むのなら、 もうそれでいいのかな







「大ちゃん、またね」


『おう、また明日な』







笑っているのは無理をしているからじゃないよ



嘘じゃないよ









嘘じゃなくないよ 嘘じゃないよ







･･




嘘じゃないよ / Mrs. GREEN APPLE

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