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蛇口から出てくる水で顔を洗う
ソクジン先輩の隣で水が溜まるのを
待っているけれど、、

Tシャツの袖をめくっているから
自然と横目でも目に入ってしまって。

腕の筋肉だとか
肩幅ががっちりしてるとこだとか…

顔は優しげで端正なのに
意外と男らしいとこがあって

…って、私はなに考えてんだろう。

勝手に横でドキドキして
顔が赤くなってるんじゃないかと
思って乱れてもない前髪を
手ぐしで整えてたら突然顔に
水が飛んできた。

「っちょ!なにしてるんですかっ、、!」

JN「だってAちゃん暑いって言うから〜」

口をふくらませて、わざとらしく
ぶりっ子するソクジン先輩

「もう先輩のぶりっ子には慣れました」

JN「…Aちゃんがどんどんユンギみたいになってく…わわっ」

思いっきりひねった蛇口の口を押えて、
お返しとばかりにソクジン先輩に
向かって水を飛ばせば狙い通り顔に命中。

「どうですか、涼しくなりました?」

JN「やー!Aちゃん!オッパおこったからね〜!」

ソクジン先輩はまたしても
水をひっかけてきて

「もう、先輩ほんとこどもっぽい、、です!、きゃっ」

JN「えー聞こえないなあ〜」

それに私も応戦して水をかけ続ける。
ほんと傍から見たら
馬鹿みたいなことなのに
こんな事でも楽しくなってしまうのは

きっとソクジン先輩だから。









『先輩!ユンギ先輩が呼んでますよー!』


先輩を呼ぶ人の声が聞こえて
2人の動きが止まる。

気付いた時には
私は上半身びしょ濡れになってた。

私もふざけてないで戻らないと。
水が溜まったバケツを持とうとしたら

JN「Aちゃんソレ貸して。持ってくよ」

先輩はそう言うと、
自分の首にかかっていたタオルを
私の首にかけて手からバケツを取った。

JN「それ使っていいから」

ああもうほんとに。
こういう優しいところが
…先輩はずるいです。

「……汗くさい」

気恥ずかしくてついつい
軽口をたたいてしまう。

JN「やー、そんなわけないでしょ!オッパは汗まで爽やかなんだから!」


ほんと恥ずかしげもなく
こんなことが言えるのって
先輩ぐらいだよ…
なんて心の中でつっこんでおいた。




有難くタオルは使わせてもらうことにして
濡れた部分を拭いてたら
戻ろうとしていたソクジン先輩が振り返る。

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作品ジャンル:タレント
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nontan(プロフ) - せなさん» せな様 感想ありがとうございます!まさかそんなこと言ってもらえるなんて更新の励みになります(^^)こんな感じの作品で大丈夫かな、面白いかなとハラハラしていたので、、!マンネラインは色々ほかにも考えてるので楽しみにしていただければ嬉しいですm(_ _)m (2020年4月9日 22時) (レス) id: 9853a3bac4 (このIDを非表示/違反報告)
せな - ジミンちゃんのお話がめちゃ好みです・・・更新楽しみにしてます! (2020年4月9日 19時) (レス) id: 267e409c42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nontan | 作成日時:2020年4月2日 9時

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