Stay With Me☆☆２☆☆

逃げ出したい心 ページ15

キュヒョンと・・・

キスしてしまった・・・

恥ずかしすぎて俯くことしかできなかった・・・

さらに・・・鏡越しに

イェソンさんがこっちを見ているのが見えてしまった

じっとこっちを見ている。

さらにキュヒョンもイェソンさんをじっと見ていた。

この気まずい感じ・・・なんなの？

いてもたってもいられなくて

その部屋をでる・・・

トイレにでもいって気持ちを落ち着かせよう。

そう思って速足でトイレを探していると

ガシっ

廊下の隅っこに誰かに引っ張られる。

怖くて顔を見れないでいると・・・

YS『そんなに怖がるな』

目の前にいるのは優しい声のイェソンさん・・・

けれど・・・

その目はなぜか怖くてそらしたくなった。

A『あの・・・』

YS『一回しか言わない・・・俺はお前のことが好きだ・・・キュヒョナには渡したくない』

壁にじりじりと追いやられる。

A『イェソンさん・・・』

YS『おまえの気持ちはどこにあるんだ？』

A『私の気持ちは・・・わかりません・・・ごめんなさい・・・』

頭を下げて

イェソンさんからすり抜けて

私は走りだす

なんで・・・どうしていきなり二人共気持ちをぶつけてくるの

私には今はその答えを見つけられない・・・

ドンっ！

いきなり誰かにぶつかってしまう。

A『ごめんなさい・・・すみません・・・』

必死に頭を下げてると

LT『Aちゃん？』

頭上から優しい声がした。

A『オッパ・・・』

今にも泣きだしそうになってオッパの顔を見る。

LT『え・・・どうしたの？ここにいるってことはキュヒョナと一緒かな？』

静かに頷く・・・

キュヒョンに黙ってきちゃった。

A『でも・・・今は会いたくない・・・』

LT『そっか・・・キュヒョナと何かあったんだね・・・う〜ん・・・』

オッパは何か考えたようで

LT『僕はもう仕事終わりだから、今日はうちに行こう？料理教室もしてほしいしね！』

とびきりの笑顔を向けてくれる。

キュヒョンのキスとイェソンさんの告白で頭は混乱していて・・・

気付けば私はオッパと一緒にオッパの家に行くことになっていた。

キュヒョンにはオッパが連絡してくれていた。

オッパの車で帰宅する。

高層マンションの高層階。

後ろをついていくけど

なんか緊張する。

それに・・・私、なんにも持ってきてない(笑)

着替えもこの服しかないしな・・・

部屋に入ると

LT『Aちゃん、ちょっとかたづけるからリビングにいてね』

そういってオッパは消えていった。

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