桜色コントラクト (ページ5)

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委員会。ページ5

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『はぁ〜〜〜』

黒｢Aちゃん、委員会一緒にやらない？｣

『え？』

今日のLHRの時間は委員会決めで、

体育委員会だけは回避したい、と

思いながら黒板を見つめる。

一緒にやってくれる子はきっと居ないから

どうしよう、と悩んでいたら

隣から声をかけられる。

委員会まで一緒って…でも知らない人とやるよりはいっか、

『…体育委員じゃなければ、いいよ？』

黒｢まじ？じゃあどうしよ〜｣

『あと学級委員もヤダ』

黒｢それは俺もヤダ(笑)｣

『ん〜なにがいいんだろ』

颯太くんに聞いとけば良かった〜ってちょっと後悔。

まあ正直なんでもいいけれど。……体育委員以外。

黒ちゃんと話してたら

いつの間にか学級三役が決まってて、

他の委員会決めに話が変わった。

黒｢………図書委員会余ったね｣

『余ったね。それにしようかな』

黒｢んじゃあおれも！｣

『はいはい』

どうしようどうしよう、と

モタモタしていたら余ったのが図書委員会。

体育委員会と学級委員じゃないなら

正直どれでもいいから、と図書委員会に即決。

そして黒ちゃんも私に合わせて図書委員会に。

黒ちゃんの図書に合わせようとしてた人いたけど、

その度に彼が、｢え、｣って

切ない顔をするもんだからみんなすぐ辞めてた。

怖いわこの人。そしてこれからの未来も怖い。

黒｢明日委員会編成で集まりあるらしいよ｣

『そうなの？分かった』

黒｢一緒に行こ〜ね｣

早速委員会でどこの委員会も集まるらしい。

知ってる人居るかな、というか

颯太くんは何委員になったのかな。

なんてことを考えながら残りのHRの時間を過ごした。