【呪術廻戦】ガチ恋した相手がまさかの“男”だった件について【五条悟】

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意味わからんとAの頭にハテナが出てきたところで、さっき買ったぶどうジュースを口に含もうとした時、不意に伏黒から声がかかった


｢なんだお前、新しい男でも作ったんか｣

｢…何言ってんの｣


元カレに追われてんのに、これは修羅場だな…と面白いもんでも見たという目で見てくるもんだから、頭だけでなく目までイカれたか？と訝しげな目で見返してやる


｢前から思ってたんすけど、なんで毎回俺は男限定なんすか…興味はねぇけど出来れば女がいい｣

｢無理だな｣


｢…何がダメなんすか｣

｢顔｣

｢顔…｣


即答で言われた

Aも、この顔が男ウケしやすいのは百も承知で…


｢むしろ女にとってお前は目の敵でしかねぇ｣

｢いや、まぁ…｣


さらにそこまでハッキリ言われると、首を横に振れないのが虚しい…だって過去にそういうのがあったから


｢で？恋愛なんてゴミ同然だと思っているAをそこまでする奴って誰だ？｣


｢…別に恋愛感情なんて抱いてねぇけど、友達にならなりたいと思ってる



…五条悟｣


｢そりゃ…またすげぇ奴に好かれたな｣


知らない呪術師はいないほどのビッグネームがAの口から出たことに、さすがの伏黒も目を見開いて御三家が騒ぎ出さなければいいがな…と他人事にもそんなことを思ってしまう



｢初めは、顔だけで見てるんじゃねぇかって思ってたんだよ

でも意外と俺のこと見てるんだなってことに気付いて…


何も知らねぇのに勝手に変な分析してたから、だから五条君の人柄とかその他云々を決めつけんのはもうちょい先でいいかなって｣


頬杖をついて五条のことを語るAは、伏黒から見ると余程滑稽に映っているらしく、やっぱこいつ馬鹿だと内心文句を垂れた


｢なら、籍入れんのはそう遠くない未来にあるってことか｣

｢話聞いてたか？そもそも告白の際に振ったんだからそんな未来ねぇし｣




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どんな面して語ってんのか今すぐにでも鏡で見てこい思春期


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