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▼SV ページ8

【SV】(8個以上)
一人称 私
二人称 お前、A
三人称 アイツ、コイツ
声質 容姿よりは高く若いが落ち着いた、しかしどこかねっとりと後を引く色気のある声。よく通る声をしており、また、意識することで声が纏う雰囲気も変えられるらしく、初対面の相手には少々威圧感を与えるように話しているとのこと。おそらく一万年も前から存在する妖としてのプライドだろう。


「ん?ああ、名前言ってなかったな、そういえば。私は刑部姫だ。見ての通り狐の耳に、蛇の尾、そして女の体を持っている。…なに?キメラ?マ失礼な小僧だな。間違っちゃいないがな、言って良いことと悪いことがあるぞ。私も女なんだからな。繊細な心を持っているんだぞ。それをよくもまぁキメラだなんて。あの化け物と一緒にしてくれるなよ全く。」

「……なんだ騒がしいな。ゆっくり寛いでいたというのに朝っぱらから元気なことだ。で?契約?……ああ、なんだったか、あの妖退治のやつだな?ふぅん、まさか来るとは思わなかった。で、契約ってどうやってやるんだったかな、契約書とか無いものなのか?というかまずまず説明されたか?……説明された?いつ。勧誘の時?ア〜〜………多分聞いていなかったんだな。でどうやってやるんだ?……噛む、噛む……?どこを。……どこでも良いのか。へぇ………ところでな、私毒持ちなんだ。見ての通り蛇だから。毒は犬歯から出せてな、噛むだけじゃ出ないがちょっと噛み方を変えたら簡単に出てくる。……で?どこを噛んでほしい?首か?胸か?脚か?どこでも良いぞ。」

「ふぅん、良い名前じゃないか。親に感謝するんだな。ああそうだ姫路おでん食べるか?……お前遠慮しないなぁ……にしてもお前姫路城に道場破りとかこれまた殊勝なことを。どこから来たんだ?大阪とか?近場なのかな。………東京!?東京ってあの東京か?お江戸、関東、トーキョーグール……マジか……お前フットワーク軽いのな……」

「ギャハハ!!弱い弱い!!!私に勝ちたければ100回人生歩んで挑んでくるんだな!!!ってウワびっくりした。なんだ急に大きな声を出して。驚かせるなよ全く……え?もう食べてる?何を。………イカ墨パスタ?は?どういう、は?なに、ああ歯。…………あのな、これはお歯黒といってな、昔の貴族の女性がやっていたお洒落なんだ。わかるか?」

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作者名:カコ | 作成日時:2023年1月15日 15時

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