50日目 ページ50
硝子ちゃんとたわいもない話をしつつ、2人との合流地点となっている場所を目指す。
『あっちの2人は大丈夫かな…』
「あんなクズ共でも実力はあるし大丈夫だろ」
『実力があるのは確かなんだけど…ほら、チームワーク的に…?』
「あぁ…」
二手に別れる直前まで喧嘩をしていた2人。
喧嘩をするほど仲がいいとは言うけど…。
俺的には、2人とも大切な人なので仲良くして欲しい気持ち。
「あいつらならチームワークとか関係なく、実力でゴリ押しそうだけど」
『あっはは、あの二人ならやりかねないね』
硝子ちゃんの言う通りだとくすくす笑っていると不意に何処かから突き刺さるような視線を感じた。
『っなに…?』
視線を感じた方向を経過しつつ、硝子ちゃんの手を引き少し距離を取る。
「なにってこっちのセリフなんだが…何事だ?」
『いや、なんか誰かに見られているような気がして…』
再度視線がした方向に目を向けると先程まで微かに感じていた気配は無くなっていた。
気配が消えた、離れた…?
「…呪霊か?」
『いや、あれは多分人だと思う…』
帳内に俺たち以外の人。
仲間の術師が増援として来ることまあるが、それはこちらが連絡をした時のみだ。
俺が感じた視線の正体は…。
『呪詛師…』
ーーーーー
明日あたり続編にいきます。
続編でもよろしくお願い致します。
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作者名:楓さん x他1人 | 作成日時:2021年3月2日 16時