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42日目 ページ42

翌日

今日は待ちに待った入学式。

新たな出会いとこれから先、仲間たちと描かれるであろう未来を想像して胸が踊る。

事前に案内されていた教室に向かうも、まだ誰も来ていないようだった。

教室に入り、黒板にでかでかと書かれている席につく。

黒板に書かれている名前は4人分。

どうやら1年生は俺や悟含め、4人しかいないようだった。

俺と悟に傑…この”家入硝子”さんって人はまだ会ったことがないから分からないけど、名前からしてきっと女性だろう。

仲良くなれるといいな…。

今まで楓以外の女の子と全くと言っていいほど関わってこなかった為、上手くやれるのか少し心配でもあった。

そんなことを考え数分経ったころ、今まで静かだった廊下に1つの足音が響いた。

扉が開いた音を聞き、ほぼ反射的にそちらの方に顔を向ける。

「おや、A1人かい?」

『あっ傑、おはよう〜』
『そうみたい。』

「そうか、ならば後の人が来るまで2人で待っていようか。」

そう言いながら傑は俺の隣の席に腰掛ける。

傑が隣、後ろは悟、その隣に家入さんという席順だった。

悟が2人に喧嘩売らなきゃいいけど…。

なんて心配をしてしまう。

まぁ、最悪の場合家入さんには近づけないようにして…傑は大人っぽいから悟と喧嘩になることは無さそうだなぁ。(フラグ)

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作者名:楓さん x他1人 | 作成日時:2021年3月2日 16時

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