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逢沢「そろそろ映画を流そうと思うんだけど..」
石倉「いいんじゃねぇか?もう皆揃ったよな?」
魚住「茅野ちゃんがまだ来てない」
宇佐美「あ..映画って澪奈のドキュメンタリーでしょ?
さくらにはキツイんじゃないかな..」
甲斐「まぁ..来るかどうか分かんねぇし、いいんじゃねぇか?」
隼人と宇佐美の言葉を聞いて、逢沢が1つ咳払いした。
逢沢「えー..今日はお忙しい中、先生の三回忌にーー里見「そういうかしこまった挨拶いらないから笑」
結城「そうだよ、早く早く!」
逢沢「うん、分かったよ」
逢沢がプロジェクターのリモコンを押す。
スクリーンに、映像が映し出された。
久しぶりに見た澪奈は..時が止まったまま、高校生の景山澪奈で、
吹っ切れたはずの寂しさが募った。
数分の映像の後..澪奈の隣には茅野が居た。
茅野と一緒にいる澪奈の笑顔は..眩しかった。
諏訪「ちょっと..」
「花粉が酷いのっ!」
水越「はいはい」
微笑む涼音が、ティッシュをくれた。
私が知らない、ドーピング事件後のいじめ。
その映像が流れたあと..美術室での澪奈と一颯くんが映った。
宇佐美「..さくら..!」
急な扉が開く音に皆が目を向けると、茅野が立っていた。
茅野「澪奈..」
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涼宮美桜 - このお話すっごく好きです!これからも更新頑張ってください!応援してます!! (2019年5月5日 1時) (レス) id: 67fa9efd8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽかぽか笑顔 x他1人 | 作成日時:2019年4月4日 12時