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結論が出て、皆で準備室に向かう。



宇佐美「..え?さくら?」



先に中に入った宇佐美の不思議そうな声が聞こえる。




宇佐美「なんであんたがいんの..?」



茅野「えっと..」



諏訪「ねぇそれよりブッキーは?」





私も中に入ると..準備室には茅野しかいなかった。




そんな茅野はパソコンの画面を指さす。




ホールの監視カメラの映像には..人影が映った。







柊「大胆ですね〜、爆弾で命を落とすかもしれないのに」



郡司「お前は俺を殺さない..だろ?

五十嵐理事官が現場を外された今、人質を殺す意思のないお前は袋のネズミだ」





「..まって..今なんて..」




お父さんが現場を外されたってことは..




協力していたってことが..バレたってこと?





郡司「だから警察と交渉できる本当の人質が欲しい..だろ?」



柊「流石刑事さん!
なら..人質になってもらえますか?」



先生は刑事さんの言葉を否定しなかった。




..お父さんはほんとに..





郡司「残念ながら、俺は確かめに来ただけだ。
お前が何をしようとしているのか。
五十嵐さんは骨の髄まで刑事だった。
そんな人が..何故犯罪の肩具を担いだのか」



「..茅野マイク貸して」



茅野「え、あ、はい」




1つの監視カメラの影像を拡大する。




「一颯くん、Aです。
警察が来ます!」





お父さんじゃなくなった今..警察の行動範囲は広がるだろう。




「もうすぐ校舎に到着します!!」



柊「..どうやら話をしてる時間はなさそうです。
SITが来るんで、大人しくしてもらいましょうか?」



郡司「お前に拳銃は撃てるのか?」



カチャリと金属音がする。




1つ、銃声が響いた。





先生が、郡司さんの足元を撃ったのだ。



あれ、本物だったんだ..




郡司「お前は俺を殺さない」




銃口を相手の額に向ける2人。






郡司さんが..先生を殴った。





郡司「本職をナメんじゃねぇぞ。
..お前の狙いはなんだ..答えろ!!」




柊「貴方ならきっと分かるはずだ。
悪意にまみれたナイフで、汚れなき弱者を傷つけられた貴方なら!!」





胸ぐらを掴まれた先生は..隙を狙って郡司さんの足元に何かをした。




「..ここからじゃ全然見えないッ..」




郡司「お前は間違ってる!!
何を企んでようが、これは立派な犯罪だ!!」



柊「分かってますよ!!
それでもやらなきゃいけないんです!!
そのために俺は..この命をかけたんだ!!」

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涼宮美桜 - このお話すっごく好きです!これからも更新頑張ってください!応援してます!! (2019年5月5日 1時) (レス) id: 67fa9efd8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽかぽか笑顔 x他1人 | 作成日時:2019年4月4日 12時

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