【名探偵コナン】探偵たちの鎮魂歌

23 ページ23

まだ皆で医務室にいる私達。

でもこの状況もかなりキツいな…

「哀早く帰って来てよ…」

飲み物を買いに行ってから中々帰ってこない哀。

道に迷ったのかな…

目暮「それではお願いします」

蘭「目暮警部!
ちょっと私、挨拶してくるね」

和葉「ほんなら私も。平次がようお世話になっとるし」

ﾊﾟﾀﾝっと隣で読んでいた本を閉じた2人はそう話しながら部屋を出て行く。

目暮警部ってことは…コナン達が呼んでくれたのかな…

元太「じゃあ俺、ちょっとスーパースネークに乗ってくるから…」

歩美／光彦「え〜?」

「え、ちょっと待って!!」

急いで起き上がると、医務室の先生から静止がかかる。

「元太をとめて!お願い!」

歩美「う、うん…」

光彦「わっかりました!」

「…哀?元太がスーパースネークを乗りに向かった。見つけたら止めといて!」

哀「了解」

一応警部がいるってことは大丈夫だと思うけど…



哀side

Aから連絡を貰い急いでスーパースネークの所へ行くと…拗ねたような声が聞こえた。

哀「運転中止…」

おかしい…さっきまで声が聞こえてたはず。

哀「ほら医務室に戻るわよ。あの子1人にしてると可哀想じゃない」

皆の背中を押して歩きながら言うと…急に叫び声が聞こえた。

驚いて足を止めると、私達の間を通った…ひったくり男。

哀「!」

最悪…

ひったくり男が間に入った時どうやら、吉田さんに当たったみたいでﾊﾞｼｬっとコーラが床に散らばった。

哀「…はぁ」

24→←22

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す