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快斗「ミラクランドォ?」

「そうなの。おじさんに依頼した人がね。招待してくれて」

快斗「ふーん…あれ?お前って確か…」

缶ジュースに口をつけた快斗が、不思議そうに私を見つめてくる。

「…どうしよう、快斗。子供たちは乗る気満々だし…案外コナンもそういうの平気だし…」

そう言えば…ニヤりと嬉しそうに笑った。

快斗「お前、散々俺のことイジってきたしな〜。
ほーほ。Aちゃんはジェットコースターが…って、えっ、ちょ…」

「っぐず…っ…本気でっ…悩んでるのにっ…」

快斗「あー!!!悪いって!ごめんってば!!」

「…それに…怖いの」

ぎゅっとスカートを握ってそう言えば、隣に腰かける快斗。

「…新ちゃんがコナンになったあの日。
黒の組織の奴らが…ジンたちと会ったのが…」

快斗「あー…ジェットコースターで事件があったっていうやつか」

素直にコクっと頷くと、快斗の大きな手が私の頭を優しく撫でた。

「…怪盗キッドになって助けてくれない?」

快斗「ばかやろう。お前死ぬぞ」

「え、なに。落とす気?」

快斗「わかんない。失敗するかも笑」

「…あの安全バーって強いかな」

快斗「強いわ笑ナメんな、日本製」

「うぅ…」

怖いもんは怖いんだよ…

快斗「ミラクルランド…ねぇ」

「?なにかあるの?」

快斗「あ、いや…別に…。
まぁ、何かあったら名探偵が助けてくれるよ」

「…私がジェットコースターから落ちそうになっても?」

快斗「なっても。つか落ちないから笑」

「わかんないじゃん!もしかしたら、体浮いちゃうかも!
…軽いし?」

快斗「あー確かに。あの灰原、って子は大変だわ」

「ねぇ。快斗君?」

快斗「…おめーは大丈夫だよ。
もし、名探偵が無理だとしても…俺が助けてやる」

「なに…それ…」

優しい瞳で私を見ながら、そんなことをいう快斗。

「…ばーか」

こいつ、向日葵事件の後から積極過ぎじゃない?

なに。今頃の高校生ってこんなものなの?

「…快斗も。気を付けてよね」

快斗「あいよー」

どっかのサイトで見た噂話。



怪盗キッドが狙われてる、っていう噂話。

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極・吹雪姫 - そら>私も、、 (2019年5月1日 20時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
そら - 修学旅行のやつを書いてほしいです! (2019年3月30日 18時) (レス) id: 95634d9f07 (このIDを非表示/違反報告)
深山菜月(プロフ) - すごく素敵な作品ですね!更新楽しみにしてます! (2019年3月13日 4時) (レス) id: de0671ca73 (このIDを非表示/違反報告)
コトノハ - 次はどの映画なのか楽しみです!!更新楽しみに待ってます!! (2018年6月10日 19時) (レス) id: 516ed03339 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - コナン大好きなのでこの小説最高です (2018年4月29日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コナン専門ですっっす x他1人 | 作成日時:2017年4月4日 0時

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