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唯月に言われ、美術に向かうとドアが開いていたからか、中の声が聞こえてきた。


喧嘩中とは思えない声のトーン。




「..騙された」



教室に戻ろうかと考えた時に聞こえた石倉の言葉。




石倉「ってか甲斐。お前残んのか..?」


甲斐「しょうがねぇだろ。景山の動画を喜志に渡したのは俺だし」



石倉「わかった」



宇佐美「それ言ったら、私も残るしかないじゃん」




隼人..宇佐美..


須永「まぁ、さっきのブッキーの話を聞いたら..これで終わりにしていいのかって思うよな」


魚住「だったら私も残る!!」


真壁「俺も!!景山が自 殺じゃないなんて言われたら、やっぱり気になるし」




..澪奈が自 殺じゃない..?


「..自 殺じゃないって..どういうこと?」



小宮山「A..」


入口付近にいた愛華が駆け寄ってきてくれた。



小宮山「ブッキーが言ってたんだって。
澪奈は自 殺じゃない。殺されたんだ、って。
ね、里見」



昨日ぶりの里見と目が合う。





里見「あぁ..まだ事件は終わってない」




堀部「だから..聞かなくても分かってるけど..ここに残ってくれない?」



先生が何を話したかは知らないけど、




..何人もの生徒に、先生の熱意が伝わったらしい。



「勿論。そのために協力してるんだから」



ね、逢沢。



逢沢「バレてたんだ..」



「喋りすぎなんだよ。カメラとか、普通なら気づかないし」




ずっと助言をしてきたのは、逢沢だ。


まぁ、さっき石倉からリモコンを貰った時に確信がついたけどね。





瀬尾「俺は抜ける。
正直、景山が死んだ理由とかどうでもいいし」


河合「それ本気で言ってんの?」


秋庭「ごめん、私も無理!!
もう帰りたい!!」



兵頭「俺も!!
親父に助けを呼んじまったから..」



..助けを呼んだ?



小宮山「A?」




逢沢が持ってるパソコンを覗き込む。



辻本「私も..!!
ヒトカラしたいし..」



魚住「そんな理由?」



瀬尾「逢沢。先生のパソコンで2階の鍵を解除しろ」



鞄を取って、準備室に戻ろうとする瀬尾。



..準備室と2階の教室が繋がってるのか。



そこで堀部達は眠っていた。



気づくわけがないもんだ。




甲斐「待てよ。
今お前らが出ていったら、警察が流れ込んできてそれで終わりだ」


瀬尾「知るかよ。」



甲斐「あ?」




小宮山「..ねぇ、これって」



パソコンの使い方なら簡単に先生に教わっていた。



直ぐに監視カメラの映像が映し出される。



「警察がくる..!」

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ikumina4(プロフ) - mori48360616さん» ああありがとうございます!! (2019年4月4日 0時) (レス) id: 9fb0864149 (このIDを非表示/違反報告)
mori48360616(プロフ) - 石川くんじゃなくて石倉くんですよ!いつも読ませて頂いてます! (2019年4月3日 2時) (レス) id: 907c0ca260 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとタメでごめんね (2019年3月19日 20時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽかぽか笑顔 | 作成日時:2019年3月17日 23時

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