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第41話【目には目を】 ページ2
合宿2日目、午前9時
講師は四宮というピンク髪の人
料理の世界では有名な人らしいけれど知らない
なんせ、私は料理人になる気なんて
料理の世界について知ろうなんて思わない
田所「Aちゃん！」
貴女「恵様、ご機嫌よう」
恵様は私を見つけ、私の元に駆け寄った
顔色は明るいものの恐怖に震えている。おおかた
『退学』
そうなるのが怖いのだろう
話に聞くところ、昨日は30人以上を退学にしたらしい
半分以上の生徒を退学にした講師
恵様はその講師が2日目にあたってしまったゆえに恐怖に震えているのだろう
男子生徒1「ホラよ」
貴女「！！」
目の前の男子生徒からレシピが渡される
しかし、そのレシピはマジックペンで落書きされていたり、クシャクシャにされていた
レシピが分からなければ料理が作れない
それが私にレシピを渡した人の狙いだろう
男子生徒1「お前には退学がお似合いだよ」
男子生徒2「どうせ、お前の周りには敵しかいないんだ。これから先も永遠に」
貴女「ッ」
私の目の前に立ちはだかる2人の男子生徒
2人の片方は私の足を踏み、もう1人はカッターナイフで私の手を軽く切った
あぁ、ぁぁぁああ、あああ、ぁぁぁああ
ダメ
ダメだ
もうダメだ
目には目を、歯には歯を、そして、傷には傷を
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