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「…だるいだるい。私たちに構わず武田くん倒したらどうですか？余計な体力使いますよ？馬鹿なんですか？」
政宗「相変わらずの挑発か？」
「違う。ド正論」
生徒「テメェこそ舐めた口聞いてると、痛い目にあうぞコラッ！」
その生徒が拳を私に向かって振るおうとしたとき…
政宗「危ないよ？あと、Aの顔に傷をつけたら俺がしばき倒すよ？」
政宗がその拳を手のひらで受け止め、真顔で見つめている。
生徒「クッソ…覚えてろよ！」
政宗「めんどくさいから遠慮するよ」
「わーありがとう政宗。」
政宗「どういたしまして、A」
「なぜ棒読みに気付かない？」
政宗「Aの愛だと思ってるからな」
「頭イカレてんのか」
そんな言い合いをしながら、階段を下りる。
「…政宗教室戻ってて。ちょっと寝てくる」
政宗「…承知した。では、先に戻る」
政宗が戻ったのを見送ると、そのまま中庭へと降りていく。
「…あぁ。やっぱり」
正門の前にたむろする不良少年たち。
伊井直政の狙いも読めてきた。
…まったく。面白いことを考えたものだ。
「…成せば成る。成さねばならぬ、何事も…か」
私はそう呟くと、屋上を眺めた。
今、屋上に武田くんたちがいる。
…しゃーねぇか
「…ねぇそこのヤンキー邪魔」
ヤンキー「あぁ？なんだテメェ！」
ヤンキー「お前が武田か！？」
「…気まぐれ狼とでも呼んでくれよ」
私はそう呟くと、
「…武田くん相手でも、大人数じゃヤバいもんね。…肩慣らしの相手。ほら、来いよ」
大きなうなり声を上げて走ってくるヤンキー共。
「…人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり…」
私は、風のような心地で相手をかわす。
そして軽く拳をふるい、蹴りをいれる。
あっという間に、ほとんどが倒れてしまっていた。
…ふと。
頭の片隅に何かが宿った。
突然、激しい頭痛に襲われる。
ヤンキー共のように私もその場にうずくまる。
信長「…貴様。無事か？」
そんな声が聞えた。
弱々しく顔を上げると、そこには信長くんがいた。
「のぶ…なが…くん…」
信長「無理するでない。掴まれ」
すると、信長はいかにも簡単そうに私を抱き上げた。
近くの木陰におろすと、しゃがみ込み、優しく頭を撫でる。
信長「…ゆっくり休め」
その言葉を聞いた瞬間、意識を手放した。
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ティガ - ふゆうさん» ありがとうございます！めっちゃ面白かったですよね！あと、信長くんはみやびちゃんを守ってほしい！と、思いました笑 よろしければ、また一緒に語りましょう！ (2022年8月29日 8時) (
レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
ティガ - 駆凪さん» ありがとうございます！頑張ります！よろしければ、またコメントください！！ (2022年8月29日 8時) (レス) @page20 id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - とても面白くて更新楽しみにしております！私も最新話観ました！一旦家康と手を組んで闘うのか…！？と凄くワクワクしてます笑 これからも頑張ってください！ (2022年8月29日 8時) (レス) @page20 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
駆凪 - すごく面白いです！！頑張ってください。更新楽しみにしています！！ (2022年8月23日 8時) (レス) @page15 id: a1142e8383 (このIDを非表示/違反報告)
ティガ - すずさん» ありがとうございます！頑張ってまいりますので、ぜひ、チェックお願いします！ (2022年8月15日 15時) (レス) id: 268efae554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティガ | 作成日時：2022年7月25日 14時
