#3 , ページ5
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⠀ ⠀Aside ⠀ ⠀ ⠀ ⠀
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菜南 「 お〜、おはよう！ パン焼こうか？」
「要らないよ、菜南おばさん」
純 「お茶ある？」
そう言って私にまとわりつくのが弟の純
菜南「今日から学校なんだから2人とも忘れ物は？」
「おばさんこそ大丈夫なの？もう8時だよ」
菜南「あっ、仕事に遅れる … ｯ 」
「もう行きなって 、」
そう言うとおばさんは出ていく。
前よりも明らかに元気の無い弟に目を移すと
純「その目 、やめてよ」
両親が亡くなってからちょっと距離が出来たようで寂しいなんて
姉である私が言えるはずがない 。
もっとしっかりしなくちゃ 、
みふゆ「おはよ〜う！！」
そう言って私の肩に飛び乗るみふゆ
みふゆ「聞いてよ〜、おばあちゃんが私を超能力だって。
うちの先祖は魔女だからって」
信じてないとでも言いたげに笑いながら言うみふゆ
「魔女っているのかな 、」
みふゆ「居ないでしょ〜！でも色々予知したことあるんだよ」
魔女が居たらなんか魔法とか呪文とかで
お母さんとお父さんを生き返らせることとか 、
みふゆ「ちょっと聞いてる？」
「ごめん 、またボーッとしちゃってた？」
みふゆ「ねえ、今年は絶対に最高の年になる」
彼女はそう言うとにっこり笑ってくれたので
私もそんな事を言う友達が愛しくなって笑顔になった 。
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作者名：NOAH | 作成日時：2022年9月16日 7時
