【番外編】ごめんな、怒って ページ36
✩*॰¨̮
『ｯえ、あ、ぞ、む…』
先程までイライラしていたゾムが、なんならまだ殺意が滲み出ている彼がAを軽々と抱き上げ、うなじあたりをトンと叩いた
赤子のように抱き上げられていたAは少し震えた後、抑える手の間から透明な胃液が零れた
それと同時に丸い錠剤が5つ程吐き出される
『ｯ……ﾋｭ…ｵ､ｴ…』
相変わらず食事を取らないからか、未消化のものは一切出てこなかった
苦しそうに息を吸うAの口をゾムが拭ってやる
ut「……Aくんまた薬増やされたん…？」
zm「…いや、栄養剤やな。これ」
kn「はぁ？おいA、お前こんなん普通多くて3錠やろ？なんでこんな飲んでんねん」
胃液まみれになった上着を脱がしながらコネシマが聞いた
zm「……おまえ、今日の昼頃最近入ったメイドとおったよな？」
まだ苦しそうに息をするAの背中を擦りながら鬱が言う
ut「え、その子って確か昨日の時点で書類と家事の不手際で謹慎しとった子じゃ……」
『ｯけほ…からだが、よくなる…くすりっていってくれた…か、ら…』
ずっと思っていた。ロボロやトントン、しんぺい神の睡眠時間を自分が削っていることを
人を疑うのが人一倍苦手な少年は嬉しそうにはにかんで5錠もの薬を腹に落としたのだ
zm.ut.kn「「「ｯ…」」」
もちろん3人は激怒してロボロに連絡、メイドを引きずり出し拷問室へ
トントンとロボロ、しんぺい神に怒られ
鬱やコネシマには酷く心配され
zm「(…なんかあいつ、今日怒られてばっかやな…)」
対してゾムは、いつもより少しだけ優しかったらしい。
(いい？何か口に入れたり刺したりする場合はまず誰か人を呼ぶこと)
(見てなくてごめんな、今度から一緒におろな)
34話 それは優しい約束事→←【番外編】容量はお守りください
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春千瑠 - 哀しいなぁ (2023年3月16日 13時) (
レス) @page50 id: 6c259301f0 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2022年12月17日 16時) (レス) @page50 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
グロウ(プロフ) - 更新，待ってますね。主様のペースで頑張ってください。 (2022年5月7日 23時) (レス) id: c8247b5933 (このIDを非表示/違反報告)
グロウ(プロフ) - 更新ありがとうございます，久しぶりに見に来たら更新されていて嬉しいです！ (2021年6月24日 23時) (レス) id: c8247b5933 (このIDを非表示/違反報告)
愛月咲良(プロフ) - この夢主君は凄く純粋で、優しくて、人を○すのは悪い事なのかは分かりません。ただ法律で禁止されているから、人を○すのは狂ってるなんておかしいのかなって思いました。善意でやったことが人に恐れられて凄く辛いんだろうなとも勝手な想像をしてしまいました… (2021年5月22日 3時) (レス) id: 4a6d894003 (このIDを非表示/違反報告)
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