八話 ページ10
有「で、今回は会議ですか?」
貴「そ、会議。てかタメで良いって言わなかったっけ」
有「…一応年上なので」
相変わらず硬いなぁ…気にしなくて良いのに
平「あ、じゃあ俺はタメでいかせて貰います」
有「……それじゃあ俺もタメで行く」
平「ねぇ便乗するのやめてくれます?」
なんか二人の間に火花がバチバチしてるんだが…
貴「まぁまぁ、喧嘩すんな?今日はもう遅いし帰るけど明日会えるから」
有「…うん」
平「分かった」
流石、切り替えが早い
多分エトとかだったら後三時間は喧嘩してた
貴「ん。じゃあ明日は朝7時に集合。天魔四従と秘書が来る、だから丈も来てよ?一応食事も用意してるけど喰種には普通の肉みたいな人肉用意してる。一応危ないと思うから首に赫子抑えるやつ付けさす」
平「…クインケは持って行っていいのか」
貴「んー……もしもの時は俺がやるじゃ駄目?でも心配なら持ってきていいよ」
有「俺は持っていかないよ、Aさんを信じてるから」
平「じゃあ俺も」
…喰種なのに信用されるって嬉しいなぁ
貴「…ありがとな。貴将、丈」
そう言ったら二人は微笑んで
俺にまた明日って帰ってった
俺は今何処に居るかを思い出して急いで窓から落ちた
…空が、綺麗だなぁ
星がキラキラしてて、満月が輝いて
なぜか少し胸が痛くなった
まるで光が俺に刺さったみたいに
俺は走って家に帰った
皆寝てて、置き手紙が机の上にあった
「A様、大変失礼なのは承知しているのですが皆長期の任務が終わった後で疲れているようですので先に眠りにつかせて頂きます。明日の用意は完了しているのでご安心を。では、おやすみなさいませ」
最後には
って書いてた
そして着替えてベットにバタっと倒れた
俺はすぐなにかに吸い込まれるような感覚を感じながら眠りについた
今思うとなんで寝たんだろうって思う
寝なかったら
悪夢を見なくてすんだ
……あの親はもう会いたくないな
死んで、地獄に行っても一生
背中の傷少しチクリと痛んだ気がした
……俺の、過去の話でもしようか
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狂狐(プロフ) - マリさん» マリさん!コメントありがとうございます!これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします! (2019年10月20日 12時) (レス) id: 8ba41bb7e5 (このIDを非表示/違反報告)
マリ(プロフ) - 面白かったです!これからも頑張って下さい! (2019年10月20日 10時) (レス) id: 827ab458fd (このIDを非表示/違反報告)
狂狐(プロフ) - むかでちゃんさん» な、な、なんとむかでちゃんさん!お気に入り登録してくれてましたよね!?勘違いだったらすみません…一話のときからということはほぼ最初ではないですか!まだそんなに経ってないですが最初の時からありがとうございます!素敵だなんて…! (2019年10月6日 18時) (レス) id: 8ba41bb7e5 (このIDを非表示/違反報告)
むかでちゃん(プロフ) - 第1話の時から素敵な作品に出会えて嬉しいです! (2019年10月6日 17時) (レス) id: 977aebcf08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狂狐 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年10月2日 18時