十話 ページ12
この時、ちょっとしくって背中に元家族二人から傷をつけられた
後から来た狂った女の仲間みたいなやつはガタガタ震えて座り込んだ
そりゃそうだろう
辺りは赤で染まり死体は３つ
しまいには死体は引き裂かれバラバラ
そんなの見たら腰抜かすわ
「…ねぇ、この狂った女のお仲間さん。俺を見逃すなら命は奪わないよ？さぁどうする？」
これで大体人は命を選ぶ
四肢をもがれても抗えとか、そんな考えなんてなかったと思う
そしてそのお仲間さんもやっぱり自分が大事
「あ、あぁ！見逃すから命だけは！」
…人間は醜いものだなぁ、いや俺の元家族もか
圧倒的な力の前では抗うかひれ伏すか
たった二つの選択肢しかないんだ
簡単に言えば死ぬか生きるか
「…じゃあ今すぐ帰って俺は居なかったって言え、そこに隠れてる奴等もだ。言わなければ命、貰うよ？」
「ｯ分かった…！」
……あぁ、なんで喰種なんているんだろ。いなければ俺は普通に愛されて、生きれたのに
人を犠牲にしないと生きれないなんてなかったのに
「……じゃ、”またね�瓠�
俺がお前らを見逃す？そんな甘い考えあるわけねぇじゃん
お前らが嘘言わずにそのまま上に報告するなんて分かったことだ
子供だからって油断して、馬鹿みたい
その証拠に絶望した眼、してるよ？
まぁ自業自得でしょ、人間は弱い
……俺は、人間と仲良くしたかったのにそれを壊したのは人間じゃない？
矛盾してるかもしれないけど、馬鹿みたいかもしれないけど
少なくとも、あの元家族は俺が産まれてから食料は自ら亡くなったした人のを貰ってた
俺は産まれた時から記憶があるから
まぁその前は分からないけど。
俺も初めて人殺したし、あんま実感わかないけど
……傷は、治んなかったなぁ
治ってたら忘れてたかもしれないのに
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狂狐(プロフ) - マリさん» マリさん！コメントありがとうございます！これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2019年10月20日 12時) (
レス) id: 8ba41bb7e5 (このIDを非表示/違反報告)
マリ(プロフ) - 面白かったです！これからも頑張って下さい！ (2019年10月20日 10時) (レス) id: 827ab458fd (このIDを非表示/違反報告)
狂狐(プロフ) - むかでちゃんさん» な、な、なんとむかでちゃんさん！お気に入り登録してくれてましたよね！？勘違いだったらすみません…一話のときからということはほぼ最初ではないですか！まだそんなに経ってないですが最初の時からありがとうございます！素敵だなんて…！ (2019年10月6日 18時) (レス) id: 8ba41bb7e5 (このIDを非表示/違反報告)
むかでちゃん(プロフ) - 第1話の時から素敵な作品に出会えて嬉しいです！ (2019年10月6日 17時) (レス) id: 977aebcf08 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：狂狐 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2019年10月2日 18時
