ダ イ エ ッ ト 大 作 戦 。((紫))

5. ページ5

・



み「みんな態度全然違うじゃん」


よ「ほんとだよね。
あの時はあんなにからかってたのに」



会場は入ると完全に自由な空間だった。

友達のみっちゃんとよーこと食べ物をつつきながら話す。



2人は私が太っている時から仲良くしてくれていて、本当に感謝している。


多分おばあちゃんになっても一緒にいるんだと思う。




み「あの頃も今もAの中身なーんも変わってないっちゅうの」


よ「あの頃から可愛かったのに、気づかなかったあいつらが馬鹿なんだよね〜？」



「もう2人ともやめてよ、笑」




むきになってくれる親友がいるのはすごく嬉しいことだけど、少し照れくさいよ。



み「でもA、ダメだよ。
痩せた途端寄ってたかってくる男なんて」



よ「そうそう！
特に態度変える奴が一番ダメだから」



み「全員態度違ったじゃんね？
中学の時なんかめっちゃからかってきたくせにさ」



よ「あーここにいる奴ら全員ダメだ。
A、こんな奴らにひょこひょこついて行っちゃダメだよ」




みっちゃんとよーこは私のお母さんかってくらい心配してくれる。




ありがたい。

確かに二人の言う通りだと思う。



やっぱり外見じゃなくて中身で見てくれる人じゃないと。








・

6→←4.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す