長 男 長 女 同 士 。 ((黒))

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横「ほんまに寂しいねんなぁ･･･」









元々顔合わせでお料理やお酒を頂いていてお腹はいっぱいだった。

そのため、二軒目では軽いおつまみとお酒を嗜む。









横山さんは顔合わせの時のお酒が残っている上に飲んでいるから

酔いが回ってきたっぽい。









私もなんだけど。









「横山さんが母代わりだったんですよね」









横「まぁそんな感じやなぁ。

あんな可愛かった奴が、結婚やで･･･」









さっきから横山さんは弟の未練ばかりを語っている。






どれだけ家族想いなのかがすごく伝わってくる。









「私も、まさか妹に先越されるなんて」









横「いやぁ、ほんまそれやで？笑

何で俺がこんな寂しい想いせなあかんねんっ」









「ふふっ、ですよねぇ！？

こんなのおかしい」









二人で文句を言いながら、


お酒が進む、進む。









私は割とお酒が強い方で、

少し頭がガンガンするかなぁぐらいだったんだけど。









横「いや･･･やなぁ〜･････････」









お店に入ってたった30分。



横山さんは机に突っ伏して寝てしまった。









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