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「…今日も遅かったね」


名越「先輩に呼ばれてて!」


「……そっか。」






色んな匂いがする服を脱ぎ、
お風呂に入った名越くん。


痛々しい体を見えて、
私も同じところがズキっとした。





「……なんで、っ」


「…なんで女の人の匂いがするの?」






ごめんね。私が彼女で。

こんなにも大好きで仕方なかったけど、
名越くんは私に付き合ってくれてただけなんだね。

ごめんね。





名越「ふー、いい湯だったよ」


「…そっか、良かった。」


名越「Aちゃんきいてくれる?」


「…何を?」






怖かった。別れを告げられるのが。

ああ。もう終わっちゃうんだな。
って思ったら


必然と涙と震えが止まらなくて、
止まらなくて、





名越「え?え!?Aちゃん!?」




どうしたの?!と。私の肩を持って
慰めてくれる。


もういいよ、そんなこと。




「もう…いいよ」


名越「…なんて?」


「もういいよ!
そんな優しいことしてくれなくて!!」


名越「Aちゃん!?どうしたの!?」


「ごめん、ごめんね。
私、でていくよ。」


名越「…Aちゃん?Aちゃん!!」







私は。裸足のまま
寒空の下、半袖半ズボンのパジャマのまま走り出した。


マンションをでて、
道路を走る。




少し後ろで、
リュックを背負った名越くんが追いかけてくる。

待って、来ないで





いいの。その優しさ。
もう十分伝わったから。







名越「A!!前みろ!

A!!A!!!」






「…え?」








目の前には大きなトラック。

暗い夜に輝くライト。
赤の信号に凍っているアスファルト。





怖くて動かない足。






トラックは、止まることを知らないように、
私に近づいてくる。








「…ぁ、あっ、」









私の体を大きくはねた。
そのまま床に打ち付けられた衝撃で私は……。









.





はじめて名越くんから
「A」って呼んでもらえて嬉しかったよ。

返せなくてごめんね。





.






BADエンドでした。

「ニッポンノワール」まだ最後まで見ていないんで、すみません!!





やっぱり。→←名越くん



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作品ジャンル:恋愛
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Yui(プロフ) - AAAとの絡み最高です!! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 7c69be82b3 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - アリスさん» はい!笑ありがとうございます! (2020年2月4日 19時) (レス) id: c0203efea4 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - そうですね!これからもっと頑張ります!wwwるるさんも更新頑張ってください! (2020年2月4日 14時) (レス) id: 8951c78561 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - アリスさん» それは妄想が足りませんね!笑 (2020年2月4日 1時) (レス) id: c0203efea4 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - きちでーすさん» ほんとですね!更新しますね!! (2020年2月4日 1時) (レス) id: c0203efea4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るる | 作成日時:2019年12月26日 21時

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