君のいる世界 4

大好きな人が褒めてくれた日 ページ22

「Aの勢いが怖かったですね。
すぐに追い抜かされそうで。

ずっと、憧れで追いかけてるって
言ってくれてたから、
あの子が追いかけてくれる存在で
あれるように、
憧れの存在で居続けられるように
走り続けてきました。


先日、ブログで私のことを書いてくれてて


少しは近くにみえるようになったかな



って書いてたんですね。
自覚してないのも可愛いんですけど、
Aは実力も人気も全て整ってて
これからもっともっと、
乃木坂を引っ張っていってくれるのが
楽しみですし、

私が卒業を決められた1つの要因として
Aに乃木坂を任せられるなって
引っ張っていってくれるなと思えたので
安心して、決めることが出来ました。」




＿Aさんの活躍に期待されてますね笑
皆さんに知ってもらいたいAさんの
可愛いところとかありますか？




「え〜そうだな、、
本当は独り占めしておきたいくらいのこと
なんですけど、Aは具合が悪くなった時の甘え方がすっごく可愛くて、具合が悪くなってるのは可哀想なんですけど、甘えてくるのが可愛くてしょうがないです笑」







麻衣ちゃんを独占インタビューした記事が
載っている雑誌が今日発売されたから、
スタッフさんが送ってくれたんだけど

なんで送ってくれたんだろーって思ってたら
私のことを書いててくれたみたい…笑









「麻衣ちゃんっ…」




リビングに居た麻衣ちゃん。




「お？どした？？」

麻衣ちゃんはそう首を傾げて、
私の持っていた雑誌に気がついて




「あ〜読んだの！笑」




「スタッフさんから送られてきた笑」



麻衣ちゃんが敬語そろそろやめようよって
言ってくれて、
おうちにいる時間は敬語が無くなってきた。



もちろん、お仕事の時は
絶対に敬語だけどね。







「嬉しかった…書いてくれたの」



「ぜーんぶホントのことだからね？
Aはもっと自信持ちな？笑」




「麻衣ちゃんに安心して卒業してもらいたかったから、、Aが居るから大丈夫って思って貰えるようになろうってずっと思ってたから、すっごく、、すっごく嬉しかった…っ」




「思ってるよ笑
おいで？笑」



そう言って笑いながら
私を抱きしめてくれた。









憧れの人に褒めてもらえることは
何よりも嬉しい事なんだって実感した。





麻衣ちゃんを追いかけ続けて良かった。

これからも追いかけるけどね。

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