◎許せなかった ページ43
山下side
A「んぅ、おはよお」
「おはよ、ん、隣座るの？笑」
A「今日は隣の気分」
「どーぞ〜」
本日、オールスター感謝祭当日です。
眠そうに車に乗ってきて隣に座るA。
いつもは好き好んで隣には座らないのに
今日はどうしたんだか。
こういう時は大体甘えたな時なんだけどね。
「ねえ、ブログ、読んだ」
A「美月は読まないでって言ったじゃん」
「読まないのは無理がある」
A「まあ、そっか…」
「うん…笑」
A「…怒って…る？」
「ちょっとだけ」
A「だよね…ごめんね約束したのに」
「怒ってる…けど、それより心配…」
A「大丈夫だよ、コメントは見ないようにしてる」
「ん、そっか…良かった、ありがとね
皆のこと、守ってくれて」
A「…私の使命だもん」
Aと約束していた。
自分を傷つけてまで人を守らないでって。
破ったら怒るからねって。
今回、その約束を破ってしまうことになるから
Aは私にブログ読まないでって言ってきていた。
普通に考えてブログを読まないなんてことは不可能で、なんなら更新されてすぐに読んだくらい。
本当は彼女が約束を破ったことに怒りなんて全く感じていない。
それよりも何よりも彼女がただ、心配だった。
そして、申し訳ないけれど、
そんな負荷を負わせた後輩が許せなかった。
「無理しすぎないでよ、ほんとに…」
気がついたら隣で寝ている彼女を見てそう思う。
もっと、私が強くなれたら守れるのにな…
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ひまり - 理佐ちゃんとか保乃ちゃんに甘える感じのが見たいです。よろしくお願いいたします (2021年5月7日 16時) (
レス) id: 8af66b092c (このIDを非表示/違反報告)
hinata - こさかなをもっとだしてほしいです! 出来ればでいいので無理しないでくださいね 毎回楽しみなので頑張って下さい (2021年4月29日 0時) (レス) id: b962aee5ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニノン | 作成日時：2021年4月22日 15時
