温 も り ヲ .

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…


久しぶりだ、



こんなにも温かいのは



久しぶりだった、誰かに 「ありがとう」と言うのは、誰かと笑い合うのは







こんな時間がいつまでも続けばいいのに、





ずっと、ずっとこのままでいれたらいいのに





あんな男に振り回される生活なんてもう十分だ





そんなことを考えている間に




私は眠りについていた







…


彰吾 side



Aちゃんにベットで寝てもらうよう促して



明日のスケジュールを確認する




午後からか、午前中はゆっくり出来るな





多分しばらくの間はAちゃんを保護することになるから




リーダーの2人には明日伝えようかな




今後どうするかとかも相談したいし





Aちゃんがちゃんと寝れているか確認しに行くと





Aちゃんの頬を涙が伝っていた




寝ているのに泣いてる




辛いこと思い出させちゃったかな




きっと色々と溜め込んじゃうタイプなんだろうな




Aちゃんが寝ていることを確認してソファーで寝る







・






朝、いい匂いがして目が覚める




起きるといつもとは違いキッチンに後ろ姿が






「、おはよ」




『あ、おはよ』



「なにしてんの？」




『朝ごはん作ってる、色々してもらってばっかりで悪いから、、、勝手にごめんね？』



キッチンを覗き込めば美味しそうな朝食が

誰かに朝食作ってもらうのなんて久しぶりだな


寮生活してた時は力矢さんが作ってくれてたっけ





「いいよ全然、むしろありがたい」




『なら良かった！もう少しでできるよ』




そう言われたのでリビングにあるテーブルのところに座って待つ




しばらくして美味しそうな朝食が運ばれてきた




「うわ、うまそっ」




『お口に合うかわかんないけど、どうぞ？』




「いただきます」




口に運べば




「うんまっ！！！」




咄嗟に口に出てしまうほど美味しくて




『良かったぁ、笑』




朝食を食べながらAちゃんと他愛もない話をする



するといきなり



『あのさ、ちゃん付けなれないからやだ』



「、、A？」



『そっちの方がしっくりくる！』



「なら今度から呼び捨てだな笑」




そして朝食を食べ終えると





「A準備できた？」



『うん』




「じゃあ行こっか」




『やましょー仕事は？大丈夫なの？』




「今日は午後からだから」




『そっか』




そしてAと出会ったお店の前まで案内する




・

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