温 も り ヲ .

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…

彰吾 side




" 岩谷翔吾 "


Aのお兄ちゃんの名前がわかった。



しかも大阪って、、



こんなことある？！



メンバーの生き別れの妹を拾うって笑




Aがシャワーを浴びている間に翔吾と話をしようと思い、電話をかける




かけてから数コールで出た





《もしもし、どうしました？》




「唐突じゃけん、翔吾って妹おる？」




《え、っと、いますけど、、？》




「名前教えて貰ってもええ？」




《、、Aっていいます》



やっぱり、Aのお兄ちゃんは翔吾だ



《、、、妹とはしばらく会ってないっすけどね笑》




「なんでなん？」



知らないフリをして聞く


いきなりお前の妹今俺の家にいるなんて言えないから


少しづつ誘導させるしかないな



《俺が中1くらいの時にうちの両親が離婚したんです

で、そのままって感じっすね。俺はお父さんの方に付いたんで

お母さんとも連絡取れてない状態で、》





「そうなんか、、悪ぃな急にこんなこと聞いて」




《いや、全然大丈夫っす》



《、、でも急にどうしたんですか？》




「ちょっと色々あってな、また直接話する」




《分かりました》




急に妹の話なんて向こうもビビるだろうな笑




でもこれで確実にAの兄は翔吾だと分かった




あとはどう伝えるか、どこできっかけを作るか、、





そんなことを考えているとAがシャワーを終えて出てきた





『やましょー出たよ』




「ん、」




短く返事をして風呂場に向かう








明日メンバー全員集まる日かぁ、



明日翔吾に話をするとして




いつAを会わせるか、




明日平日だからAは学校があって、俺らは午後からは個々の仕事がある。




俺と翔吾は別の場所だ。





夜俺んちに来てもらう？





まあいいや、明日考えよ






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