第13話 ページ14
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『……愛してるよ、轟くん』
疲れきった顔で、そう言った眠里。
あまりにも突発的で、好きな人の言葉なのに信じることが出来ない自分がいた。
どうして、今になって……。
『………夢を、見たんだ。とても綺麗な、夢』
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私と轟くんが、恋人らしく手を繋いでいた。
だけれど、そこに居た私は、私じゃなかったんだ。
なんと言うか、自分を客観的に見ている。
…………そんな、夢なんだろう。
その子は泣いていた。
轟くんは、その子を抱きしめていた。
……すると、その子は眠ってしまって、花になって、風に流れて消えてしまった。
『きっとこれは、私の未来。……轟くんとは、一緒にいられないと思うんだ。』
ごめん、なんて謝った。
誰も、悪くないんだよ。私だって、轟くんだって。
泣きそうになる私に対して、案外轟くんはそんな顔をしてくれてはいなかった。
それどころか、きょとんとした顔だった。
「未来なんて関係ねぇ、俺は眠里と幸せになる。その為なら、未来なんかねじ曲げればいいだろ」
『……あはは、轟くんは馬鹿だなあ』
「眠里、俺の目を見ろ」
「本当は、生きたいんだろ」
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ナメロウ - なんか…読みずらかったです。 (2021年12月8日 23時) (
レス) @page22 id: 90e9a3bfb6 (このIDを非表示/違反報告)
lean - 気になったので見てみた………神作品や…！しかも推し！やばい！積極的な轟くん良きです！ (2021年8月30日 18時) (レス) id: 21aa4dd539 (このIDを非表示/違反報告)
ななせ(プロフ) - 華羅夢さん» ありがとうございます…！！応援よろしくお願いしますね！ (2021年8月29日 9時) (レス) id: 35ca464a3c (このIDを非表示/違反報告)
華羅夢(プロフ) - 完結おめでとうございますー！恋愛になったら積極的になる轟君良かったです･････！楽しくて新しい作品新作楽しみです、どんどん見せてください･････！ (2021年8月29日 0時) (レス) id: 89a4c751b5 (このIDを非表示/違反報告)
ななせ(プロフ) - こんぺいとうさん» とても嬉しいコメントありがとうございます！これからも頑張りますね！^^ (2021年8月28日 18時) (レス) id: 35ca464a3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななせ x他1人 | 作成日時：2021年8月27日 9時
