▼ 呪術高専に愛され狙いが出現した【呪術廻戦】

キャメルクラッチ ページ9

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「君の人生だ。自由に生きたらいい。君がこの学校から出てくって言うのなら別に止めやしないよ。元気でね」



ハチャメチャなドライ。
斬り捨て御免みたいな感じでバッサリやったな。



「え、なん、なんで？なんで私が、私、ぶたれたんですよ！？」

「こんな膨大な量の資料抱えたAがどうやって君の頬をぶつの」

「っ、そ、れは……ッ一旦！その資料を地面に置いて」

「頰をぶっ叩くくらい激昂してる人間がそんな冷静な事出来るのかな。形振り構わず資料ぶん投げて飛び掛かるくらいするよ、この子は」

「………っ！！」



「どんな事情があったにせよ怒りの衝動のままに彼女が君の頬を叩いたと言うのなら、今頃君の首は胴体と泣き別れしてる。
掠っただけでも肉が抉られるレベルなのに叩かれてちょっと頰が赤くなる程度で済む筈が無いからね」





ふわふわ漂いながら呆然。

庇ってくれてるだと？あのスーパー適当戦隊ゴジョー隊長が？



「天変地異の前触れか」

「そのまま窓から落としてあげようか」

「ここ四階なんスけど」



大事な資料ごと突き落とそうとすんな。
いい加減教育委員会の方に直訴しに行くぞ。



「っ、でも、でも……！！私は！」



「これはただの個人的な疑問なんだけど。どうして君はAをそこまで敵視してるのかな？僕はそこに興味がある」

「！て、敵視、なんて。そんなこと」

「まるでAを貶めたいかのような素振りだよね。昨日も今日も彼女を罠に嵌めて涙ながらに僕らに縋って」



「ごじょせんストップ」



言いたい放題言い過ぎな。

ふわふわ浮いた状態で声を出せば、五条先生はこっちを向いた。



彼女は唇を噛み締め黙って走り去る。


そして私はようやく地面に降ろされた。



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まるかいてちょん→←破壊力：SSS

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