▼ 呪術高専に愛され狙いが出現した【呪術廻戦】

えいえいえい ページ6

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「んで結局どうしたんだよ」



「丁度通りかかった伏黒くんに託した。美月さんも嬉しそうに飛びついてたから良かったんだと思う。
代わりに伏黒くんには吐瀉物を見るような目で見られたしあからさまに舌打ちされた」



「あっそ」

「お前らマジで一度も振り返ることなく帰ってったもんな。正気じゃねーよ」

「すじこ」

「良かったね棘くん。君はあの子の好みのタイプらしくて」



「おかか！！！！！！！！」



「引くほど大声出すじゃん」



今日日(きょうび)そんな大声上げる君を見たことないよ。
呪言使う時より喉酷使してない？



彼は怒った様子でパンダの方へ行ってしまった。

パンダは昇竜拳の練習をしている。あいつリュウになろうとしてんのか。



「アイツも馬鹿だよな、半端に腕切っただけでぴーぴー喚き散らしやがって。信じてもらいてーんなら腕切り落とすくらいしろよ」

「そこまでしないと信用されないのだいぶ狂ってない？」



確かにアレくらいの傷なら毎日この野生アマゾネスに付けられてるわ。



そんな事考えてマキを見てたら棒でぶん殴られた。

犯行動機は「なんかイライラした」とのこと。通り魔と変わんないよそれ。



「よくあんなお粗末な脳味噌でウチ入れたな」

「呪霊が見えるからって理由で入ったって。まあ多少はサポートとか受けたでしょ」

「万年人不足ってのも考えもんだよなー」

「セキュリティーガバ的なね」



だからあんなんでも入って来れたんだなとマキさん。

悪意も悪気も無さそうなのがとても彼女らしくて彼女らしいです。



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