▼ 呪術高専に愛され狙いが出現した【呪術廻戦】

お茶の子さいさい ページ12

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そんな中、何故か美月さんと組手をする事になった。


何故。



「あの子あの脳筋ゴリラに挑むなんて命知らずだな」

「ツナツナ」

「手加減してやれよAー」





「もうちょい応援の言葉頂きたかった」





いやもうなんで。

私の勝ち確じゃん。



二年は「10秒だな」「いや5」「ツナマヨ(3の指を立てる)」とやんややんや賭け始めた。


一年二人は互いにちょっと距離を取って観戦してる。付き合いたてのカップルかな？







「キャア！！！！！！！」


「ほら見ろ言ったじゃん。言ったよ私は。情状酌量の余地あるよね？」



1秒でした。



「一年にマジ殴りとかサイテー」

「女子に腹パンとか流石だなオマエ」

「すじこ」





「助けて！！！！！！！！」





「あんな心からの叫び聞いたことねーよ」

「結局何したかったんだよあの一年」

「ツナツナ」





決め手、腹パン。

勢い余ってドムッといった。だいぶストレス溜まってたわ。



「でも君もあれだよね。人を野蛮なゴリラ呼ばわりしたもんね。私より知能が低い君にそんなこと言われたら流石に人前で盛大にゲロ吐かせてーなとか思うよね？？？？」





「ヤベェなあいつ想像以上にストレス抱え込んでやがる」

「流石に人死が出ちゃまずい、棘」



「【 伏せろ 】」





「おうおうおう犬扱いすんな」





地面にぺったりくっ付いた。

美月さんは「殺される！！！！！」と叫んで凄まじい速度で遠くの伏黒くんの元へ駆け出した。



「おい鵺出して逃げようとすんな恵」

「いやもう手遅れだ。遥か上空だわ」



「えっ見たいんだけど」



視界は一面灰色。



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