↓ ページ23
.
侮蔑の色を隠さず不乱蔦さんを睨み付ける凛。
止めようとした私を手で押し退けまるで庇うように背後に隠した。
「テメェのその言葉、自己アピールか?尻軽でビ*チでアバズレでキモくて生きてる価値もねぇ塵屑で、「淘汰されるべき無能な人間」なのはテメェだろ。そんなに英語が得意ならさっさと国外にでも出て勝手に野垂れ死んどけよ」
「え、」
「おい凛やめろ!!もうその辺に」
「大体お前の事愛する人間なんてこの世に存在すんのかよ。救いようのねえ自己中クソドブスが。英語の発音もゴミだしその程度のぬりぃレベルで先生名乗ってんじゃねえよ、恥ずかしい奴だな。一生1人で空回りしてろ」
りーーーん!!それ以上はやめろ!!不乱蔦さんが息をしてない!!オーバーキル通り越して荼毘後の骨灰を肥溜めに撒き散らしてるレベルだから!!!というか饒舌だな今日のお前!!!
若干瞳孔が開いてる凛の肩を叩いた。
「凛!!」
「あ?」
「3ひく2は!!」
「ケンカ売ってんのかよ、1」
「答えんのかよ」と潔のツッコミが聞こえた。
そんな時、顔を真っ赤にしてぷるぷる震えていた不乱蔦さんが私を睨み付けた。目は涙が溜まっている。
「あ、アンタのせいよっ!!私がこんなヒドイ目に合ってるのは全部、アンタのせいっ!!アンタさえいなきゃみんな私をチヤホヤしてくれたのに!!」
無理だろ。
と、口に出さなかっただけマシと思ってほしい。
周りから「無理があるだろそれは」「被害妄想と負けヒロインの融合体?」「自分中心に地球が回ってるってマジで思ってる?」とか聞こえるけど静かにしてくれ、不乱蔦さんのシャウトの時間だ。
息を荒げながら私を睨み付ける不乱蔦さん。救いようとか無かったりすんのかなと思ってしまう。とりあえず私の前でヤ*ザ顔負けの眼光で不乱蔦さんの睨め付ける凛の背を叩いた。
「ゴメン、不乱蔦さん。私のせいで嫌な思いさせて」
「何よそんな、余裕たっぷりな言い方っ!!お高く止まってんの!?ウザいのよ!!」
「ゴメン」
「はぁ?謝るしか脳が無いわけ!?ほんっと教養の無いバケモノね!!」
「あ"?じゃあテメェは一般常識の無いキチ○イだろ」
「親の威厳借りてるだけの溝鼠じゃね」
「うーん、いつまでも服にくっ付いてる鬱陶しい引っ付きボンボンみたいな?」
やめてくれ、穏便に済まそうとしてんのに追撃すんな凛。当たり前のように潔と蜂楽も続くんじゃない!!
.
2250人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シナモン - とても面白かったです‼士道最高でした‼ (11月23日 10時) (レス) @page36 id: 8b3e9c667d (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - いつまでも応援してます (10月28日 18時) (レス) id: 76125fe83b (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 面白かったです!!すごく!文才を感じました! 是非また更新してくださると嬉しいです!! 応援してます! (7月27日 1時) (レス) @page36 id: c33439ae2b (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴(プロフ) - もしかして更新終了してしまいましたか…? (6月23日 23時) (レス) @page36 id: fcd2bda98b (このIDを非表示/違反報告)
ペペのん - え……お…終わり!?でも、この作品とっても面白かったです!! (6月23日 18時) (レス) @page36 id: 97854132f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Nny。 | 作者ホームページ:
作成日時:2023年3月23日 0時