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日曜日 Sandey Sunday
月曜日 Mandey Monday
火曜日 Choosedey Tuesday
水曜日 Wenzesdey Wednesday
木曜日 Shuzrdey Thursday
金曜日 Flydey Friday
土曜日 Satadey Saturday
「……訂正するとこんな感じです。火曜以外は大体合ってるようなもんだから気にしなくても良い」
「そ、そっか。そっか……」
「アンタ以上のバカなんてこの世に数え切れねえくらいいる。綺麗な字書けてる時点でレベルが違え。火曜の綴りはどっから出た?」
「何となく覚えてた単語だったからくっ付けちゃった……えらぶ……」
「“choose”は高2で学ぶ単語ですよ。意味もちゃんと覚えられてるじゃないスか」
「そ、そうだね」
「他にも思い出すかもしれねえし、この調子でどんどん進めて行きましょう。次は___ 」
「凛ちゃーん!俺も書けたよ曜日の英語!見〜〜て!!」
突如乱入して来た蜂楽。私の背に思い切り乗っかりながら凛に紙を差し出した。
ちょっと体勢を崩しながら凛の顔を見ると、邪魔されたのが気に食わないのか額にくっきり青筋が浮かび上がっていた。
「テメェ何Aさんに乗っかってんだ、退け!!」
「いやだって〜、Aちゃんのおかげで凛ちゃん今スッゲェ優しい感じ出してるし〜」
「!うっせえ黙れ、クソ女に見てもらえクソバカ黄色害虫!!」
野郎2人に挟まれながら(不可抗力)、蜂楽が差し出した紙を拝借して見てみる。……ちょっと間違ってはいるが私よりは出来てる。私は蜂楽以下。わたしはばちらいか……
ションボリした私に気付いた凛が渋々紙を奪い取り、数秒眺める。
「字が汚え。綴りがゴミ。大体間違ってる。カス。中学からやり直せ。脳に義務教育を叩き込んで来い」
そう言って蜂楽の紙を放り投げた凛の顔は至極面倒くさそうな顔をしている。
「え〜〜何から何まで酷ぉい!!」と叫ぶ蜂楽はブー垂れながら紙を拾いに行った。
それを呆然と見ていた私に対し凛は何事も無かったかのように教科書に目を向ける。
「次の単語行きましょう」
「お前もしかして二重人格とか患ってたりする?」
何だあの態度。何だこの態度。
「は?」みたいな顔してるけどお前もしかして無自覚?
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シナモン - とても面白かったです‼士道最高でした‼ (11月23日 10時) (レス) @page36 id: 8b3e9c667d (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - いつまでも応援してます (10月28日 18時) (レス) id: 76125fe83b (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 面白かったです!!すごく!文才を感じました! 是非また更新してくださると嬉しいです!! 応援してます! (7月27日 1時) (レス) @page36 id: c33439ae2b (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴(プロフ) - もしかして更新終了してしまいましたか…? (6月23日 23時) (レス) @page36 id: fcd2bda98b (このIDを非表示/違反報告)
ペペのん - え……お…終わり!?でも、この作品とっても面白かったです!! (6月23日 18時) (レス) @page36 id: 97854132f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nny。 | 作者ホームページ:
作成日時:2023年3月23日 0時